入江岡駅

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テンプレート:駅情報 入江岡駅(いりえおかえき)は、静岡県静岡市清水区浜田町にある静岡鉄道静岡清水線である。

駅構造

島式ホーム1面2線の地上駅。東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線と併走しているがそちらに駅は無い。静岡清水線とJR東海道本線を跨ぐ、県道跨線橋の途中に小さな駅舎があり、階段でホームに降りる構造となっている。

自動改札機は双方向対応のものが1機、自動券売機は1機設置されている。

駅の桜橋駅寄りには、非常用の上下渡り線がある。2006年秋に設置された。東海地震で警戒宣言が発令されたとき、新清水駅は海抜が低いために津波で浸水する恐れがあり、桜橋-新清水間の運転が抑止される際新静岡方面へ臨時に折返しが出来るようにするためである。この際同駅は閉鎖され、係員を配置の上列車を転線させるためのみに使用され、客扱いを行わない。

のりば
1 静岡清水線(下り) 新清水
2 静岡清水線(上り) 草薙新静岡方面

利用状況

「静岡市統計書」によれば、2006年度の一日平均乗車人員は259人、降車人員は323人であった。この乗降人員数は、静岡清水線全15駅中最も少ない。なお、同統計によれば、2002~2005年度の乗降人員は以下の通りである。

  • 598人・・・・乗車266人、降車332人(2002年)
  • 604人・・・・乗車269人、降車335人(2003年)
  • 617人・・・・乗車278人、降車339人(2004年)
  • 820人・・・・乗車434人、降車386人(2005年)

駅周辺

建物が密集していて、商店や診療所などもある。隣駅桜橋駅までは約300メートルと非常に近い。

  • 淡島神社
  • 浜田公民館
  • 静岡市立清水浜田小学校

歴史

ファイル:Shizuoka railway Iriecho Station.jpg
現在の入江岡駅付近に存在した旧線の入江町駅(1918年4月撮影)
  • 1908年(明治41年)12月9日入江町駅開業。
  • 1934年(昭和9年)2月11日(仮)、8月21日(本)路線経路変更により入江町駅と入れ替わり入江岡駅開業(改称移動扱いか廃駅新設扱いかは不明)。

隣の駅

静岡鉄道
静岡清水線
テンプレート:Color通勤急行・テンプレート:Color急行
通過
テンプレート:Color普通
桜橋駅 (S13) - 入江岡駅 (S14) - 新清水駅 (S15)

関連項目

テンプレート:Sister

テンプレート:静岡鉄道静岡清水線