仙台市青葉体育館・仙台市武道館
仙台市青葉体育館・仙台市武道館(せんだいしあおばたいいくかん・せんだいしぶどうかん)は、宮城県仙台市青葉区の北仙台地区にある市営の体育館および武道館(両館は一体の建物)。両館は合わせて「仙台市青葉体育館・武道館」とも呼ばれ、仙台市青葉体育館は「青葉体育館」と省略されて呼ばれることがある。
概要
仙台市都心部の本町にある錦町公園に1952年(昭和27年)に仙台市レジャーセンター([[[:テンプレート:座標URL]]38_15_56.2_N_140_52_29.9_E_region:JP&title=%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%B8%82%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%EF%BC%881952%E5%B9%B4%EF%BD%9E1998%E5%B9%B4%EF%BC%89 地図])が、同園隣接地に1974年(昭和49年)に(旧)仙台市武道館([[[:テンプレート:座標URL]]38_15_58.6_N_140_52_28.3_E_region:JP&title=%EF%BC%88%E6%97%A7%EF%BC%89%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%B8%82%E6%AD%A6%E9%81%93%E9%A4%A8%EF%BC%881974%E5%B9%B4%EF%BD%9E1998%E5%B9%B4%EF%BC%89 地図])が設置されたが、老朽化と都市公園法の問題により両館とも閉館し、代わって1998年(平成10年)6月に仙台市青葉体育館および(新)仙台市武道館が開館した。当地には1938年(昭和13年)から本山製作所があったが、同社が1994年(平成6年)に大衡村に移転したため、その跡地を「北仙台駅第一地区第一種市街地再開発事業[1][2]」として再開発し、その中のB-2街区に建設された。
国際試合や大規模な大会の開催に対応した付帯施設や観客席が充実している仙台市体育館、セキスイハイムスーパーアリーナ、宮城県武道館などに対し、当館は市民のスポーツ振興を主目的に設置されているため付帯施設や観客席が小規模である。しかし、仙台市体育館をメインアリーナとする仙台89ERSが、当館で1シーズンあたり4試合程度ホームゲームを開催している(仙台市体育館の改修工事が行われた2007-08シーズン[3]に限って当館でホームゲームを12試合行った)。
施設の名称として「仙台市青葉体育館」と「仙台市武道館」が別々に用いられるが、実際には一体の建物であり、窓口も玄関も共通である。施設の西側部分のアリーナを「仙台市青葉体育館」、東側部分の複数の武道場を合わせて「仙台市武道館」と称している。これは、建設費や維持費等の理由で1つの建物として建設したものの、仙台市武道館が市全体で1つ設置される武道館であり、それが本町から移転したという名目から名称を引き継がせたのに対し、青葉体育館が区や総合支所ごとに設置される拠点体育館として命名されたゆえである。
施設
- 仙台市青葉体育館(アリーナ)([[[:テンプレート:座標URL]]38_16_54.1_N_140_52_14.9_E_region:JP&title=%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%B8%82%E9%9D%92%E8%91%89%E4%BD%93%E8%82%B2%E9%A4%A8 地図])
- 仙台市武道館(以下の武道場の総称)([[[:テンプレート:座標URL]]38_16_52.7_N_140_52_17.2_E_region:JP&title=%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%B8%82%E6%AD%A6%E9%81%93%E9%A4%A8 地図])
- 柔道場:492.37m2(2面)、観覧席(156席、車椅子対応可)
- 剣道場:492.37m2(2面)、観覧席(156席、車椅子対応可)
- 弓道場:588.00m2(6人立)、観覧席(84席、車椅子対応可)
利用者数・決算
かつては約19.6万人の年間利用者だったようである[4]。仙台市に提出された指定管理者評価シート[5]に記載されているデータは以下の通り。
2005年度[6] | 2006年度[6] | 2007年度[7] | ||
---|---|---|---|---|
利用者数 | 188,939人 | 196,686人 | 212,531人 | |
市の支出 | 指定管理者費用 | 1億7039万円 | 1億6314万円 | 1億5253万円 |
その他 | 172万円 | 444万円 | 0円 | |
市の収入 | 使用料 | 5344万円 | 5679万円 | 5757万円 |
その他 | 12万円 | 12万円 | 17万円 |
アクセス
仙山線駅舎は体育館・武道館のすぐ南側にあるが、直達経路がないため、300mほど西側にある踏切を横断するか、地下鉄駅構内を経由する必要がある。
脚注
関連項目
- 仙台のスポーツ
- 北仙台
- 拠点体育館
- 仙台市宮城広瀬総合運動場(青葉区宮城総合支所)
- 仙台市新田東総合運動場(宮城野区。元気フィールド仙台)
- 仙台市若林体育館(若林区。旧・勤労者体育館)
- 仙台市体育館(太白区)
- 仙台市秋保体育館(太白区秋保総合支所)
- 仙台市泉総合運動場(泉区)
外部リンク
- 仙台市スポ-ツ振興事業団内のページ
- 本山製作所
- 『本山闘争12000日 一人の首切りも許さない』(2006年、七つ森書館)(日本の労働運動史上最長の32年間に及んだ労働争議)
- ↑ 北仙台駅第一地区(仙台市の都市再開発)
- ↑ テンプレート:PDFlink(仙台市「仙台の再開発」)
- ↑ テンプレート:PDFlink(宮城県 2009年5月21日)
- ↑ テンプレート:PDFlink(仙台市)
- ↑ 指定管理者による公の施設の管理運営状況に係る評価について(仙台市)
- ↑ 6.0 6.1 テンプレート:PDFlink(仙台市)
- ↑ テンプレート:PDFlink(仙台市)