今田耕司のシブヤ系うらりんご
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『今田耕司のシブヤ系うらりんご』(いまだこうじのシブヤけいうらりんご)は、1995年3月27日から同年9月29日までフジテレビで放送されたバラエティ番組。
放送時間は毎週月曜日 - 金曜日 17:00 - 17:25 (JST) 、東京都渋谷区の渋谷公園通り劇場から生放送を毎日行なっていた。
概要
「常にNo.2」を自負している今田耕司の初めての冠番組。
時期的にオウム真理教事件があり、番組が緊急報道番組で休止されることも多かった。
ほとんど関東ローカルに近く、ネットしている系列局は仙台放送(1 - 2週遅れで16:30から放送)、山陰中央テレビ(以下TSK)<放送当時「九州スポーツ」のテレビ欄に掲載>、テレビ新広島、岡山放送(金曜除く)だけという風に、一部の地方の系列局のみで非常に少なかった。
番組全体の演出は、現在『めちゃ2イケてるッ!』の総監督の片岡飛鳥がディレクターとして務めた。
タイアップのエンディング曲(月代わり)からは、「ロビンソン」「ズルい女」がミリオンセラー(オリコン調べ)を達成した。
エピソード
- 『ダウンタウンのごっつええ感じ』 の企画で、生放送中に今田に低周波治療器が仕掛けられ、低周波(いわゆるビリビリ)が流され続けるという試練が与えられたことがある。本番中に今田はその事に一切触れてはならず、急に笑い出したりする今田を出演者・観客は不審がった。本番終了と同時に今田は「ダウンタウン!!」と絶叫し、警備員に変装していたダウンタウンが現れてネタばらしを行った。
- 東野が罰ゲームで夫人とデュエットでカラオケを披露させられた。
- 金曜日では、ゲームで負け残ったうらりんギャルが抽選で選ばれた会場の男子に抱きしめられるコーナーがあった。実際には抱きしめるというようなやさしい内容ではなく、公開痴漢行為のようなものであった。過激さにおいては桜井亜弓と川崎愛が抱きしめられたときが群を抜いており、川崎は恐怖のあまり号泣してしまった。また、抱きしめられたうらりんギャルとしては他にも矢代祐子、三宅えみがいる。
- ナインティナインの岡村隆史が、ゲスト出演したかとうれいこの熱烈なファンであったためか、必要以上にセクハラギャグを繰り返した結果、嫌われた。ショックを受けた岡村が、後日『めちゃ2モテたいッ!』で謝罪をする企画が放送された。
- 罰ゲーム企画は過激なものが多く、「食い逃げ(店のほうには了承を取っている)」、「強制的に生引越し」があり、ついには「子供におしっこをかけられる」には多くの抗議が寄せられた(当時の週刊フジテレビ批評にも批判的投書が寄せられた)。
出演者
司会
レギュラー
- 月曜日:極楽とんぼ(加藤浩次・山本圭一)、鈴木蘭々、山崎邦正(現:月亭方正)(準レギュラー)
- 火曜日:山本太郎、遠峯ありさ(現:華原朋美)、山羊智詞(準レギュラー)
- 水曜日:東野幸治、矢部美穂
- 木曜日:フォークダンスDE成子坂(桶田敬太郎・村田渚)
- 金曜日:ナインティナイン(矢部浩之・岡村隆史)
うらりんギャル
・初代メンバー
- 太田有美
- 川崎愛(現:橋本愛)
- 桜井亜弓
- 沢入しのぶ
- 清水成美
- 高澤幸子
- 長野かずえ
- 三宅えみ(いしだ壱成夫人→谷原章介夫人)
- 矢代祐子
- 山口もえ
- 岡本法子(中途脱退)
- 坂爪加奈(中途脱退)
- 堀川由理(中途脱退)
・中途加入メンバー
コーナー
- ギャグオークション
- マジ女王様
- マジ女王様リスト
- 第1回:矢代祐子
- 第2回:三宅えみ
- 第3回:川崎愛
- 第4回:高澤幸子
タイアップ曲(エンディングテーマ)
- 3~4月 - ロビンソン スピッツ
- 5月 - ズルい女 シャ乱Q
- 6月 - あの夏が聴こえてくる MAGIC
- 7月 - サヨナラのキスではじめよう RAZZ MA TAZZ
- 8月 - 泣かないぞェ 鈴木蘭々
- 9月 - 太陽の雫 b-flower
備考
関連項目
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