京葉臨海鉄道
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テンプレート:Infobox 京葉臨海鉄道株式会社(けいようりんかいてつどう)は、千葉県で貨物鉄道の運営を行っている、日本貨物鉄道(JR貨物)・千葉県などが出資する臨海鉄道会社である。本社は千葉市中央区中央港1丁目2番21号にある。
日本最初の日本国有鉄道(国鉄)・沿線自治体・沿線進出企業が出資する臨海鉄道方式の鉄道会社として1962年に設立された。現在は千葉県内の鉄道貨物取り扱いを一手に引き受けている。主な扱い品目は石油・コンテナである。
歴史
- 1962年(昭和37年)11月20日 - 会社設立。
- 1963年(昭和38年)9月16日 - 臨海本線が開業。
- 1975年(昭和50年)5月10日 - 食品北線・食品南線が開業。
- 1994年(平成6年)1月20日 - 食品北線・食品南線を廃止。
路線
- 臨海本線
- 食品北線(1994年廃止)
- 千葉貨物ターミナル駅 - 食品北駅 (1.2km)
- 食品南線(1994年廃止)
- 千葉貨物ターミナル駅 - 食品南駅 (1.3km)
車両
- KD55形(101-103・105・201号)
- KD55 102KD55 103KD55 105KD55 201
- 左:KD55 102 自社発注機で、無線操縦装置を搭載するほか、車体各部形状が0番台や国鉄DD13形とは異なる
- 中左:KD55 103 元国鉄DD13形の機関更新機
- 中右:KD55 105 元国鉄DD13形の機関更新機。2012年に仙台臨海鉄道に譲渡。
- 右: KD55 201 自社発注機。冷房装置を搭載するため200番台に区分。無線操縦装置はアンテナと台座のみの準備工事にとどまっている。
- KD60形(1-4号)
- KD60 1KD60 4
- 左:KD60 1 2001年5月日本車両製。その後鹿島臨海鉄道KRD64形・神奈川臨海鉄道DD60形・名古屋臨海鉄道ND60形が共通仕様で製作されている。
- 右:KD60 4 試作的要素のあった1号機に対し、量産型の2号機以降は各部形状が異なる。
機関車の全般検査はJR貨物大宮車両所で施行されており、入出場時は甲種鉄道車両輸送が行われる。 テンプレート:節stub
受託業務
JR貨物から次の業務を受託している。