京王ズホールディングス
テンプレート:Infobox 株式会社京王ズホールディングス(けいおうズホールディングス、テンプレート:Lang-en-short)は、宮城県仙台市に本社を置き、通信事業を営む子会社を持つ純粋持株会社。
かつては、「京王's」を略称としており、ロゴマークにも使用されていた。また京王グループとは、何ら関連性はない。
概要
東北地盤の携帯販売代理店で保険販売、ソーシャルゲームや介護事業も展開している。過去にはビデオ・CD等のレンタル店運営や、子会社を通じて「やき組」などの名称で飲食事業を行っていたが、いずれも撤退している。
子会社の京王ズコミュニケーションは、ソフトバンクショップの運営企業としては、東北地方では最多の規模を誇る。また、auショップも相当数手がけている。事業形態としては、携帯電話端末の販売代理店事業(通信事業部)が柱となっている。
通信事業では、ソフトバンクBB株式会社の販売代理店として、宮城県郡部のホームセンター店頭などでYahoo! BBの新規加入営業活動を行うことがある。通信事業部の営業としては、大手通信会社の販売代理店として主に個人向けの営業活動を行い、新規加入客を獲得することにより得られる大手通信会社からの販売報奨金及び継続課金収入をもって会社の利益としている。
2011年10月期に不適切会計が発覚。第三者委員会を設置した上で調査に入ったところ、創業者である当時の社長への多額の資金流出や利益の過大計上などがあったため、過年度決算は訂正され、課徴金の納付を命ずる決定が下った[1][2]。これにより経営陣は刷新された。
2014年(平成26年)3月31日、首都圏を中心に家電量販店を展開するノジマが、第三者割当増資により発行される京王ズの全株式を引受け、連結子会社とする予定であったが[3][4]、その後大株主である光通信が、ノジマへの第三者割当増資は経営陣による保身で、京王ズの既存株主にとっては、発行株式数の増加による希薄化で株主利益が大きく害されると主張。仙台地裁に新株発行の差し止めを求める仮処分を申し立てた[5][6]。
これら動向を受け同年3月10日ノジマが、諸々の事情により引受を行わないないと決定した[7]。これに対し京王ズは同社に対し、払込みを行わないこととした理由を書面で回答するよう照会中でありますが、現在のところ、回答を得られておりませんとのIRを公表するなどの[8]、紆余曲折を経て、その後光通信がTOBを実施した上、京王ズを子会社化すると発表[9]。これに京王ズも賛同すると表明[10][11]。2014年5月29日、TOB成立から光通信の連結子会社とされた[12]。
沿革
- 1987年(昭和62年)6月 - 創業。
- 1993年(平成5年)12月 - 仙台市太白区八木山本町に『株式会社レジャーワン』設立。
- 1994年(平成6年)4月 - 仙台市青葉区錦町に本社移転、商号を『株式会社ミスター・チャップリンパワー』に変更。
- 1997年(平成9年)4月 - 商号を『株式会社京王ズ』に変更。
- 1999年(平成11年)3月 - 仙台市青葉区八幡に本社移転。
- 2004年
- 2005年(平成17年)4月 - 「株式会社IJT」(仙台市青葉区)を取得し連結子会社化。
- 2006年(平成18年)11月1日 - 移動体通信事業部門を会社分割し、子会社の『株式会社IJT』(現在の京王ズコミュニケーション。現在のIJTは、別途新設された会社である)に継承。
- 2007年(平成19年)
- 2010年
- 2014年
脚注
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- ↑ テンプレート:PDFlink - 株式会社京王ズホールディングス 平成19年11月14日