九州産業大学付属九州高等学校

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九州産業大学付属九州高等学校(きゅうしゅうさんぎょうだいがくふぞくきゅうしゅうこうとうがっこう)は、福岡県福岡市東区香椎駅東二丁目にある私立高等学校九州産業大学の付属校である。

かつては、九州で最も生徒数の多いマンモス校で、一時は3000人を超えていたが、少子化の影響を受けて、現在は1900人程度までに落ち着いている(ちなみに生徒数九州1位は東福岡高等学校である)。

九州高校」や「九産大九州」などと略されることが多い。在校生や周辺の高校生などは「九高」や「九州」と呼ぶ。「九州産業大学付属高校」は旧名称。同じく九州産業大学の付属校である九州産業大学付属九州産業高等学校は運営母体が九州産業工学園であり、所在地も組織も異なる別の学校である。

沿革

  • 1963年(昭和38年)4月 - 九州産業大学付属高校として中村治四郎によって開校
  • 1968年(昭和43年)4月 - デザイン科を設置
  • 2003年(平成15年) - 創立40周年
  • 2010年(平成22年) - 男子新制服登場

校訓

  • 卓然自立

設置学科

  • 普通科
    • 特進クラス
    • 準特進クラス
    • スポーツ特進クラス
    • 進学クラス
  • デザイン科

※普通科は2年より文系と理系に分かれる。 ※平成21年度より普通科普通コースから普通科進学クラスへと名称変更をした。

韓国との交流

1973年から韓国修学旅行プログラムを実施している。SARSが流行した年以外は毎年実施されており[1]、これまでに1万9000人を超える生徒を韓国に送った功績が認められ、理事長の中村雅登は、韓国政府から「銅塔(ドンタプ)産業勲章」を授与された。なお、1973年の修学旅行が高校生における日本初の韓国へ渡航した修学旅行であるとされているテンプレート:要出典

ソウルの世宗高校と姉妹校の関係を結んでいる[2]

クラブ活動

男子ソフトボール部は2008年8月に全国高等学校総合体育大会でインターハイ初優勝を飾った。

男子バスケットボール部は1987年インターハイで優勝を飾った。

また、野球部は1999年春2001年夏の甲子園に出場した。

このほか水泳部、空手部、ソフトボール部などがあり、インターハイに代表される全国クラスの大会にも数多く出場している。またデザイン科の生徒が多数所属している美術部は、全国クラスのコンクールに出品し数々の賞を受賞している。

また放送部では、全国大会、九州大会出場など優秀な成績をおさめている。

創立50周年プロジェクト

当校は、平成25年度に創立50周年を迎える。それに合わせて、現在旧校舎、武道場の解体及び新築工事が行われている。 内容については、第1期工事で昭和40年から使用されてきた旧南館校舎と武道場が取り壊され、新たに新校舎と第二体育館が竣工する。 第2期工事では、温水プールを取り壊し、図書館他多目的ホールなどを併設した メディアセンター(仮称)が竣工する予定である。

通学手段など

最寄り鉄道駅など:

著名な出身者

スポーツ

関連校

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:学校法人中村産業学園
  1. 「「関係悪い時こそ」 40回目の韓国修学旅行」 News i TBS 2013年11月11日
  2. 途切れぬ交流、韓国修学旅行40回で表彰へ 読売新聞 2013年11月7日