久下田駅
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久下田駅(くげたえき)は、栃木県真岡市久下田にある真岡鐵道真岡線の駅。「SLもおか」停車駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。
2009年真岡市に編入された旧二宮町の中心地に近く、旧駅舎は二宮町の多目的ホールを兼ねていた。跨線橋はなく、ホーム間の移動は構内踏切を利用する。壁がピンク色で、落書きが非常に多い。2012年4月2日より無人化され、当駅より乗車する際は車内精算となる。
利用状況
2012年度の一日平均乗車人員は121人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2007 | 150 |
2008 | 159 |
2009 | 141 |
2010 | 119 |
2011 | 124 |
2012 | 121 |
駅周辺
駅舎から見て線路を挟んだ東側がすぐ茨城県筑西市との県境になっているが、筑西市側へ渡る出口や橋などはない。出口はなくても原っぱで何もないので、そのまま歩いていくことはできる。駅の周りに桜の木が植えられており、春には多くのカメラマンが訪れる。
歴史
- 1912年(明治45年)4月1日 - 官設鉄道の駅として開業。
- 1980年(昭和55年)2月20日 - 貨物取扱廃止。
- 1980年(昭和55年)2月25日 - 業務委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に継承。
- 1988年(昭和63年)4月11日 - 真岡鐵道に転換。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 交換設備設置(復活)。
- 1996年(平成8年)3月27日 - 駅舎改築完成。
- 2012年(平成24年)4月2日 - 委託解除、無人化。