中洲産業大学
『中洲産業大学』(なかすさんぎょうだいがく)は、お笑いタレント・タモリのギャグの一つに登場する架空の大学名であり、三流大学にいる「研究の虫」的な冴えない教授という形態模写の肩書きとしての名称である。
概要
福岡県福岡市・中洲は繁華街であり、このような水商売などの栄えた街を三業地と呼ぶことに由来する。この名称は、中洲の地域性にひっかけた(ただし、タモリの座付きの一人であった、構成作家の高平哲郎は、インタビューで学園祭に講演に行った京都産業大学から取ったと発言したことがある[1]。)。
1995年にセント・ギガの衛星データ放送「スーパーファミコンアワー」にて、タモリがメインパーソナリティーを担当したラジオ番組『サバチーチカレッジ・タモロス博士のサンデーゼミナール』が放送されたが、このタイトル名が当初「中州産業大学通信学部」になると、一部雑誌で発表されたことがある。
現在は、元BEAT CRUSADERSのヒダカトオルがこの大学の教授であり、自身のオールナイトニッポン(ニッポン放送)で「中洲産業大学」の名前を使ったコーナーを持っている。
博多華丸は、中洲産業大学及び同大学院を卒業している。実際に、タモリが在籍していたことのある早稲田大学と提携しているというネタもある。
タモリも出演する、ほぼ日刊イトイ新聞の企画内の「はじめてのJAZZ。」「はじめての中沢新一。」等のイベントでは、いずれも「中洲産業大学&ほぼ日刊イトイ新聞 presents」と連名で冠がついている。
タモリが主宰者を務めていた、教養・バラエティ番組『タモリのジャポニカロゴス』(フジテレビ)の「漢字横綱決定戦」という企画に、タモリは早稲田大学の学生と「中洲産業大学チーム」として出場し、優勝した。この企画は、六大学の「門をくぐった」芸能人と現役の学生がタッグを組んでクイズに答えるというものであった。