下市町
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目次
地理
吉野川(和歌山県では紀ノ川)の南側にある。
人口
テンプレート:人口統計 奈良県統計 下市町の人口
- 2007年10月1日現在 : 7,381人
- 人口増加率(2002年→2007年) : −11.1%
歴史
平安時代のころから吉野の入り口として栄え、市が立つようになった。日本で最初に商業手形である下市札が発行されるなど、吉野地方の主要商業地として栄えた。2003年(平成15年)3月 - 吉野郡七町村合併協議会(法定・7月には八町村)を設置して合併が議論され新市の名称も「吉野市」と決定したが、大淀町と下北山村が離脱したため2004年3月には協議会を解散した。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、下市村・阿知賀村・小路村・新住村・栃原村・平原村・梨子堂村・原谷村・石堂谷村・栃本村・善城村の区域をもって下市村が発足。
- 1890年(明治23年)2月24日 - 下市村が町制施行して下市町となる。
- 1956年(昭和31年)1月1日 - 秋野村を編入。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 丹生村を編入。
- 1958年(昭和33年)3月12日 - 町章を制定[1]。
- 1982年(昭和57年)5月3日 - 西吉野村との境界を変更。
町域の変遷
明治22年 | 明治23年 | 明治45年 | 昭和31年 | 現在 |
---|---|---|---|---|
奈良県 | ||||
吉野郡 | ||||
下市村 | 下市町 | 下市町 | ||
秋野村 | ||||
南芳野村 | 丹生村 |
行政
- 町長:すぎ本 龍昭[2](2012年11月27日から)
- 町議会:議員定数10名
なお、衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第4区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「吉野郡選挙区」(定数:2)となっている[3]。
経済
産業
金融機関
- 南都銀行 下市支店(下市)
農業協同組合
- 奈良県農業協同組合(JAならけん)
- 下市支店(下市)
日本郵政グループ
(※2014年6月現在)
- 下市郵便局(下市) - 集配局。ゆうちょ銀行ATMのホリデーサービス実施局。
- 秋野郵便局(テンプレート:JIS2004フォント邑[4])
- 丹生(にう)郵便局(長谷)
- 新住(あたらすみ)簡易郵便局(新住)
- 阿知賀(あちが)簡易郵便局(阿知賀)
- 栄町(さかえちょう)簡易郵便局(下市)
※下市町内の郵便番号は「638-00xx」(下市郵便局の集配担当)となっている。
地域
- ケーブルテレビ局 - 下市町情報センター
- テレビ和歌山・橋本東中継局、NHK和歌山放送局・紀ノ川橋本中継局(中継局そのものの施設が同町にあるため、この周辺地域では本来受信すべき奈良テレビ放送やNHK奈良放送局共々利用されている)
教育
中学校
小学校
幼稚園
- 下市町立下市幼稚園
交通
鉄道
町内に鉄道は走っていない(近鉄吉野線下市口駅は大淀町にある)。
道路
国道
県道
主要地方道
一般地方道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 丹生川上神社下社
- 龍洞院
- 願行寺 - 庭園
- 岡峯古墳
- 広橋梅林
観光スポット
- 森林公園やすらぎ村
- 下市温泉
- 拓本の里「拓美の園」
- かぶと虫の森(7月、8月)
祭事・催事
- 2月12日 下市蛭子神社初市
出身者
脚注
外部リンク
- ↑ 図典 日本の市町村章 p165
- ↑ 「すぎ」は「木」に「久」。
- ↑ 選挙区と定数 奈良県選挙管理委員会
- ↑ 「テンプレート:JIS2004フォント邑」の読みは「よむら」。「テンプレート:JIS2004フォント(よ)」=「イ(にんべん)」+「予」はJIS X 0213の文字。