三河港
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三河港(みかわこう)は愛知県東部の三河湾・渥美湾奥にある豊橋市・田原市・蒲郡市・豊川市にわたる港湾である。港湾管理者は愛知県。港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港に指定されている。
国内外の多くの自動車メーカーが基幹港とし、自動車の輸入に関して金額・台数とも全国1位で、輸出に関しても金額が1位(台数は1998年から2003年までは1位。現在は名古屋港が1位)で、名古屋港、ドイツのブレーマーハーフェン港、ベルギーのセヴルージュ港と並び世界を代表する自動車港湾。アメリカズカップ日本代表の母港としても知られ、リゾート施設も充実している。
目次
歴史
港概要
所轄地区
周囲80km、面積132km²
豊橋市
- 神野地区
- 明海地区
- 大崎(船渡)地区
田原市
- 田原地区
蒲郡市
- 蒲郡地区
- 大塚地区
豊川市
- 御津地区
進出している主な企業
神野地区
- 豊橋コンテナターミナル
- 日本ジュース・ターミナル
- ボルボ・カー・ジャパン豊橋VDC
- プジョー・シトロエン・ジャポン豊橋VPC
- POSCO-JNPC
明海地区
明海町を参照
田原地区
- トヨタ自動車田原工場
- アイシン・エィ・ダブリュ
- 東京製鐵
蒲郡地区
御津地区
- スズキマリーナ三河御津
関連施設
- ポートインフォメーションセンター「カモメリア」
- ライフポートとよはし
- 豊橋総合スポーツ公園
- シーパレスリゾート
- 三河臨海緑地
- バリアフリー桟橋海陽
- ラグーナ蒲郡
輸出入
輸出入総額
- 輸出 - 約2兆2,189億円(全国港湾5位)
- 輸入 - 約4,016億円(全国港湾7位)
完成自動車の年間輸出入
- 輸出
- 輸入
主な取扱い自動車メーカー
- 豊橋地区
- 蒲郡地区(輸出のみ)
- 田原地区(輸出のみ)
その他
- 国内外を問わず、さらに多くの自動車メーカーの集積を狙う目的で三河港は「国際自動車コンプレックス構想」を打ち出し、「国際自動車特区」として政府の第二次構造改革特区に指定されている。
- 豊橋港区は現在の三河港となる前の名残から、地元では現在も豊橋港という表記が案内板などに記されている。豊橋港区に繋がる県道393号も「豊橋港線」という名称が付けられ、また地域高規格道路である名豊道路には「豊橋港インター」という名称のインターが存在する。