三方六

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ファイル:Ryugetsu Sanpouroku maple.jpg
開拓三方六メイプル

三方六(さんぽうろく)は、北海道の十勝地方の土産菓子。製造元は十勝総合振興局管内の音更町(登記上は帯広市)に本社を構える柳月(りゅうげつ)。

概要

1965年、北海道開拓100年を記念して作られた。名前は、三方六寸に切られた薪をイメージして付けられた。縦に切られた形のバウムクーヘンであり、白樺の木肌を2色のチョコレートで表現している。

第27回モンドセレクションにおいて最高金賞を受賞した。

現在販売されている商品はあらかじめ10切れにカットされているが、かつてはカットされておらず、切り分け用のナイフが入っていた。現在でも購入時に希望すればノコギリ型のナイフをもらうことができる。

また、本社工場があるスイートピア・ガーデンに行くと、作った際の端の部分が安く売られている[1]。バウムクーヘンの両端部分を切り落とす際に発生する円形の切れ端を袋詰めしたものと、製品の大きさを整える際に発生する薄い長方形の切れ端をパック詰めしたものがそれぞれ販売されている。 なお、スイートピア・ガーデンでは、「北の年輪」の商品名で、縦にカットする前の「丸太」の状態のものも販売している。

別記になるが、新得駅前において、切れ端の販売があるのを確認している。

2008年より、チョコレート味の開拓三方六しょこらも発売されているが、期間限定でチーズ味やメープル味も販売されている。

脚注

  1. テンプレート:Cite web

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