ロンド形式
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テンプレート:Redirect テンプレート:Sidebar ロンド形式(ロンドけいしき、rondo)は、ある同じ旋律(ロンド主題)が、異なる旋律を挟みながら何度も繰り返される楽曲の形式のこと。ロンドには「輪舞曲」(大辞泉、大辞林では「回旋曲」)という字があてられる場合がある。
古くは
A | B | A | C | A | D | A |
---|
.....
のような形をとっていた。
主部 | 中間部 | 主部 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
A | B | A | C D ... | A | B | A |
の一種と見なすことのできる、次の2つの形式が一般的になった。それぞれ大ロンド形式(だいろんどけいしき)、小ロンド形式(しょうろんどけいしき)と呼ばれる。
大ロンド形式
A | B | A | C | A | B | A |
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小ロンド形式
A | B | A | C | A |
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ロンド形式による著名な作品
大ロンド形式
小ロンド形式
- ベートーヴェン:「エリーゼのために」、ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章
- マーラー:交響曲第5番第1楽章
- ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ロンドを題名に持つ楽曲
- ショパン:ロンド ハ短調・変ホ長調・ハ長調、マズルカ風ロンド、ロンド・クラコヴィアク
- サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
- ストラヴィンスキー:王女たちのロンド(『火の鳥』の一部)
関連項目