ロッコール島
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ロッコール島(ロッコールとう、Rockall)とは、北大西洋に浮かぶ岩である。海食柱の1つ。ロックオール島と表記されることもある。
位置
[[[:テンプレート:座標URL]]57_35_48.12_N_13_41_18.96_W_type:isle 北緯57度35分48.12秒西経13度41分18.96秒]座標: [[[:テンプレート:座標URL]]57_35_48.12_N_13_41_18.96_W_type:isle 北緯57度35分48.12秒 西経13度41分18.96秒]。 スコットランドのノース・ウイスト島西端部の、マニッシュポイント (Manish Point) の西方沖合約368kmに位置する。
概要
海面から突出した塔状の岩(高さ約23m、直径27m)で、それ自体に利用価値はないが、それに伴う領海および排他的経済水域 (EEZ) の面積とその海洋資源は莫大であると考えられたため、イギリスのほか、アイルランド、デンマーク、アイスランドが領有権を主張していた。
しかし、1982年に採択、1994年に発効した「海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)」には、121条3項に「人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩は、排他的経済水域又は大陸棚を有しない」と規定されており、その意味ではロッコール島は排他的経済水域を持たない。イギリスはこれを受け、ロッコール島の排他的経済水域と大陸棚に関する主張を放棄した。上記の領有権を主張する国との紛争を解決するために領有権を放棄したという説もある。
前述の理由から、現在はロッコール島はどの国の領土にも属していない。公海上に存在する岩、と見なされている。
ウェーブランド事件
1997年に環境保護団体「グリーンピース」が、油田開発に対する抗議活動の一環としてロッコール島に小屋を建て、占領した。彼らはロッコール島をグローバル・ステート・オブ・ウェーブランドと名づけて独立国家の樹立を宣言したが、イギリス政府に無視された。
関連項目
外部リンク
- [1]島の等高線による地形図がある。
- ウェーブランド公式サイトテンプレート:En icon