モハーヴェ砂漠
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モハーヴェ砂漠(Mojave Desert)とはアメリカ南西部のカリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがる砂漠。 面積は35,000 km² 以上。 テハチャピ山脈、サンガブリエル山脈、サンバーナディーノ山脈が西と南の境界になっている。 標高は1,000から2,000 m程度で年間降水量は150 mm以下である。
モハーヴェ砂漠はMojave National Preserve (en) とデスヴァレーを含んでいる。 乾燥した場所にもかかわらず、地下水とCalifornia Aqueduct (en) による灌漑でアルファルファが栽培されている。 他の砂漠同様夏は暑いが、冬は寒く雪が降る場所もある。
モハーヴェ砂漠には多くのゴーストタウンがある。また、航空会社が手放した旅客機が買い手が見つかるまでストア(整備保存)される場所であるモハーヴェ空港があることでも知られている。この空港は、一方で買い手が見つからずこの地で解体されるものも多いことから、旅客機の墓場とも言われている。また、第二次世界大戦中、大部分の日系人が収容されていた強制収容所の1つであるマンザナール収容所も、この砂漠地帯の中にあった。
映画『バグダッド・カフェ』の舞台としても知られる。映画『世界侵略: ロサンゼルス決戦』の終盤で臨時作戦基地として登場した。
モハーヴェ砂漠にある都市はヴィクターヴィル、バーストゥ、パームデール、リッジクレスト、ニードルズ、ラスベガスなど。