ポトフ
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ポトフ(仏:pot-au-feu、ポトフーとも)は、フランスの家庭料理の一つ。英語でのポット・オン・ファイア、つまり「火にかけた鍋」の意味[1]。
解説
牛肉はじめソーセージなどの肉と、大きく荒く切ったニンジン、タマネギ、カブ、セロリなどの野菜類を、じっくり煮込んだ料理。
スープは食塩、香辛料(黒コショウ、ハーブ、クローブ等)などで風味を調え、肉や野菜は食べやすい大きさに切ってからマスタードを添え、それぞれ別皿に盛って提供する。
フランスではパンにかけるような鍋物を、ブイヨンを独立して飲み、また改めて軟らかくなった具を食べる独立した料理として扱う場合には、火にかけた鍋を意味するポトフと呼んだ。 テンプレート:Seealso
各国に類似の料理があり、ドイツ料理でいうアイントプフは、ポトフのドイツ版。フランス語版Wikipediaでは、日本版ポトフとして「おでん」を挙げる。