ペルージャ

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テンプレート:コムーネ ペルージャテンプレート:Lang-itテンプレート:IPA audio link)は、イタリア共和国中部にある都市であり、その周辺地域を含む人口約16万人の基礎自治体コムーネ)。ウンブリア州の州都であり、ペルージャ県の県都である。

古い歴史を持つ大学町で、付近にはアッシジがある。

地理

位置・広がり

ペルージャはウンブリア州の州都である。ペルージャから主な都市までの距離は、アッシジが19km、シエナが102km、フィレンツェが145km、ローマが164kmである。

隣接コムーネ

隣接するコムーネは以下の通り。

市街

市域はフェッロヴィーエ・デッロ・スタートペルージャ駅周辺と、城壁の内部(ペルージャ大学やバスターミナルがある)などから成る。

気候

ペルージャはイタリアの中心に位置しているが、湿気のある亜熱帯性気候であり、北イタリアの大部分と類似している。

歴史

ペルージャはテンプレート:仮リンクの居住区であったが、最初に文献に登場したのは、エトルリア人の12の連合市の一つである「テンプレート:仮リンク」(テンプレート:Lang-la)としてである。 紀元前216年と205年に、ローマの援軍として第二次ポエニ戦争に加わった。 紀元前41年、en:Battle of Perugia。 ランゴバルド人の時代、ペルージャはトゥーシアの主要都市の一つと呼ばれていた。9世紀、ペルージャは教皇に屈服し、カール大帝ルートヴィヒ1世もこれに合意した。しかし11世紀までに、コムーネは自治を主張し、その後何世紀もの間、ペルージャは独立状態を維持した。その間、シエナアッシジアレッツォフォリーニョなどの近隣諸国と、何度も戦争状態となった。 1797年、フランス軍に占領された。1789年2月4日、ペルージャを首都とし、フランスの三色旗を国旗とするティベリーナ共和国が誕生。1799年にローマ共和国に併合される。 1832、1838、1854年に、ペルージャを地震が襲った。

行政

行政区画

ペルージャには以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Bagnaia, Bosco, Capanne, Castel del Piano, Cenerente, Città della Domenica, Civitella Benazzone, Colle Umberto I, Collestrada, Colombella, Ellera, Ferro di Cavallo, Fontignano, Fratticiola Selvatica, La Bruna, La Cinella, Lacugnano, Migiana di Monte Tezio, Monte Corneo, Monte Petriolo, Montebello, Mugnano, Olmo, Parlesca, Pianello, Piccione, Pila, Pilonico Materno, Poggio della Pietra, Poggio delle Corti, Ponte Felcino, Ponte Pattoli, Ponte Rio, Ponte San Giovanni, Ponte Valleceppi, Prepo, Pretola, Ramazzano, Rancolfo, Ripa, Sant'Andrea delle Fratte, Sant'Egidio, Sant'Enea, San Fortunato della Collina, San Giovanni del Pantano, Santa Lucia, San Marco, Santa Maria Rossa, San Martino in Campo, San Martino in Colle, San Sisto, Solfagnano, Villa Pitignano

経済

ペルージャは、チョコレートで有名であり、これはBaciというチョコレートが広く輸出されているペルジーナに拠るところが大きい。ペルージャのチョコレートはイタリアで大変人気があり、毎年10月に、街ではチョコレート祭が開催される。

人口

2007年の人口は163,287人で、その47.7%が男性、52.3%が女性であった。 未成年者(18歳以下の子供)が16.41%で、一方の年金生活者は21.51%であった。イタリアの平均は、未成年者が18.06%、年金生活者は19.94%であった。ペルージャの住民の平均年齢は44歳で、イタリアの平均年齢は42歳である。2002年から2007年までの5年間で、ペルージャの人口は7.86%増加した。一方、イタリア全体では3.85%の増加であった。 2006年時点で、人口の90.84%はイタリア人で、欧州の他国から来た住民が3.93%(特にアルバニアルーマニアが多い)、アメリカ人が2.01%、北アフリカが1.3%であった。大多数の住民がローマ・カトリックを信仰している。

姉妹都市

関連項目

脚注

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外部リンク

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公式
観光

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