ブライアン・ラムレイ
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テンプレート:Infobox 作家 ブライアン・ラムレイ(Brian Lumley、1937年12月12日 - )は、イギリスのホラー小説家。イギリス・ダーハム郡ホーデン生まれ。
少年時代にロバート・ブロックの『無人の家で発見された手記』(Notebook Found in a Deserted House)を読んでクトゥルフ神話に傾倒した。オーガスト・ダーレスに認められ、1968年に『アーカム・コレクター』誌に『深海の罠』(The Cyprus Shell)が掲載され小説家としてデビューする。
1971年に、アーカム・ハウス社から初期作品集『黒の召喚者』(The Caller of the Black)を刊行した。
1975年から、オカルト探偵タイタス・クロウを主人公とする一連の中短編を次々に発表した。日本では2冊の短編集が出版されている。また、未訳の長編が多数ある(タイタス・クロウの登場するクトゥルフ神話もの、ヒロイック・ファンタジーなど)。その内タイタス・クロウ・サーガに属する六つにおよぶ長編の訳出が決定している。2011年までに第一長編『地を穿つ魔』、第二長編『タイタス・クロウの帰還』、第三長編『幻夢の時計』が出版された。
短編集
- 『黒の召喚者』 The Caller of the Black (国書刊行会/アーカム・ハウス叢書)
- 「序文」:ラムレイ自身による
- 「自動車嫌い」 A Thing About
- 「深海の罠」 The Cyprus Shell
- 「縛り首の木」 Billy's Oak
- 「屋根裏部屋の作家」 The Writer in the Garret
- 「黒の召喚者」 The Caller of the Black
- 「ニトクリスの鏡」 The Mirror of Nitocris
- 「海が叫ぶ夜」 The Night Sea-Maid Went Down
- 「異次元の潅木」 The Thing from the Blasted Heath
- 「魔物の証明」 An Item of Supporting Evidence
- 「ダイラス=リーンの災厄」 Dylath-Leen
- 「デ・マリニイの掛け時計」 De Marigny's Clock
- 「創作の霊泉」 Ambler's Inspiration
- 「真珠」 The Pearl
- 「狂気の地底回廊」 In the Vaults Beneath
- 『タイタス・クロウの事件簿』 The Compleat Crow (創元推理文庫)
- 「タイタス・クロウについての若干の覚え書き」
- 「誕生」 Inception
- 「妖蛆の王」 Lord of the Worms
- 「黒の召喚者」 The Caller of the Black
- 「海賊の石」 The Viking's Stone
- 「ニトクリスの鏡」 The Mirror of Nitocris
- 「魔物の証明」 An Item of Supporting Evidence
- 「縛り首の木」 Billy's Oak
- 「呪医の人形」 Darghud's Doll
- 「ド・マリニーの掛け時計」 De Marigny's Clock
- 「名数秘法」 Name And Number
- 「続・黒の召喚者」 The Black Recalled
長編
- <タイタス・クロウ・サーガ[1]> (創元推理文庫)
- 『地を穿つ魔』 The Burrowers Beneath
- 『タイタス・クロウの帰還』 The Transition of Titus Crow
- 『幻夢の時計』 The Clock of Dreams
- 『風神の邪教』 SPAWN OF THE WINDS
関連事項
- 『幽霊狩人カーナッキ』(ウィリアム・H・ホジスン)
- 『妖怪博士ジョン・サイレンス』(アルジャーノン・ブラックウッド)
- 『斬魔大聖デモンベイン』:主人公・大十字九郎の名前はタイタス・クロウにちなむ。
脚注
テンプレート:クトゥルフ神話- ↑ 既刊である『タイタス・クロウの事件簿』もサーガに含まれる。