フランス学士院
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フランス学士院(-がくしいん Institut de France)は、フランスの国立学術団体。
17世紀に絶対王政のもと、アカデミー・フランセーズなどの団体(王立アカデミー)が設立されたが、フランス革命後の1793年、いったん廃止された。
1795年10月25日にフランス学士院として創設され、現在はアカデミー・フランセーズ及び4つのアカデミーで構成される。
またベリー公のいとも豪華なる時祷書の所蔵者としても知られる
1805年、パレ・マザラン地区に移設。翌年1806年からフランス学士院と改称。 1810年時点では、数学・物理、仏語・仏文学、古代史・古代文字、美術の4部門があった。
- アカデミー・フランセーズ (1635年設立)
- 碑文・文芸アカデミー (1663年設立)
- 科学アカデミー (1666年設立)
- 芸術アカデミー (1816年設立)
- 17世紀に設立された3つのアカデミー(絵画・彫刻アカデミー、音楽アカデミー、建築アカデミー)が起源である。1816年に三者を統合する形で設立された。
- 倫理・政治学アカデミー (1795年設立)