パラワン州
テンプレート:基礎情報 フィリピンの州 パラワン州 (Province of Palawan) は、フィリピン最西端の州である。州都はプエルト・プリンセサ(Puerto Princesa)で州内唯一の都市である。面積は14,896.3km²で国内最大の州である。人口は755,412人(2000年)。
歴史
ミマロパ地方(MIMAROPA, Region IV-B)に属していたが、2005年に西ヴィサヤ地方(Western Visayas, Region VI)に移管される旨の大統領令が出された。住民の多くが事前の協議を欠いた移管に不賛成といわれ、この大統領令は未だ実行に移されておらず、パラワン州はミマロパ地方にとどまっている。
地理
州の大半を南北に長いパラワン島が占め、北東にミンドロ島のオクシデンタル・ミンドロ州、南西にカリマンタン島(ボルネオ島)のマレーシア領サバ州とを連絡している。北は南シナ海、南はスールー海が広がっている。なお、パラワン州はスールー海のクーヨー諸島(テンプレート:Lang-en)やカガヤン諸島も含んでいる。また国際的な係争地となっているスプラトリー諸島(南沙諸島)はパラワン島から数百km西の南シナ海海上に点在しているが、ここもパラワン州に属していることになっている。フィリピンではこれらの島々をカラヤアン諸島(Kalayaan、『自由』)と呼んでいる。
観光
州内にはトゥバタハ岩礁海中公園やプエルト・プリンセサ地底河川国立公園があり、美しい海と熱帯魚を誇る観光地である。
衛生
パラワン州は、タウィタウィ州やスールー州などと共に、熱帯性マラリアの発生地域でもあり、感染に悩んでいる。
住民
民族
テンプレート:Main en:Aeta people、ネグリト、en:Batak people (Philippines)、en:Palawan Tribe、en:Tagbanwa people。
言語
宗教