デイヴィッド・ダイアモンド
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デイヴィッド・レオ・ダイアモンド(David Leo Diamond 1915年7月9日 - 2005年6月13日)は、アメリカの作曲家。
生涯
ニューヨーク州のロチェスターで生まれ、クリーブランド音楽大学と、イーストマン音楽学校で、バーナード・ロジャースの下で学ぶ。また、ニューヨークでロジャー・セッションズ、パリではナディア・ブーランジェにも師事した。グッゲンハイム・フェローシップを三回受賞するなど、多くの賞を受賞している。1951年にローマ賞を得て、イタリアに行き、その後もフィレンツェでフリーランスの作曲家として活動した。1965年にニューヨークのマンハッタン音楽学校の教授となり、後にジュリアード音楽院で1997年まで教鞭をとった。弟子にはエリック・ウィテカーがいる。
主な作品
管弦楽
- 交響曲第1番(1940)
- 交響曲第2番(1942-43)
- 交響曲第3番(1945)
- 交響曲第4番(1945)
- 交響曲第5番(1947-64)
- 交響曲第6番(1951)
- 交響曲第7番(1957)
- 交響曲第8番(1958-60)
- 交響曲第9番
- 交響曲第10番
- 交響曲第11番(1989-91)
- 弦楽のための"Rounds" (1944年)
協奏曲
- ヴァイオリン協奏曲第1番(1937)
- ヴァイオリン協奏曲第2番(1947)
- ヴァイオリン協奏曲第3番(1976)
- チェロ協奏曲「カディッシュ」(1987)
室内楽曲
- 弦楽四重奏曲第1番(1940)
- 弦楽四重奏曲第2番(1943-44)
- 弦楽四重奏曲第3番(1946)
- 弦楽四重奏曲第4番(1951)
- 弦楽四重奏曲第5番(1960)
- 弦楽四重奏曲第6番(1962)
- 弦楽四重奏曲第7番(1963)
- 弦楽四重奏曲第8番(1964)
- 弦楽四重奏曲第9番(1965-68)
- 弦楽四重奏曲第10番(1966)
- 弦楽四重奏曲第11番