ディンギルの少年
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ディンギルの少年(-しょうねん)は、アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 完結編』の登場人物。声優は伊倉一恵。
概要
ディンギル帝国の大神官大総統ルガールの次男。ルガール・ド・ザールの弟でもあるが、本名は不明。劇中でも言及されず、各種資料では「ディンギルの少年」、ヤマト乗組員には「坊や」と呼ばれていた。
劇中での活躍
ガルマン・ガミラス本星付近からの無差別ワープ(ワープアウト座標を特定しないワープ)でディンギル帝国の上空へ出現したヤマトから発進したコスモハウンドにより、大規模な洪水から救出された唯一のディンギル人。
ヤマトの最後となる航海に密航した際、艦内では佐渡酒造の食料をつまみ食いしたり、森雪に懐いていた。冥王星宙域では進んでヤマトの盾となって沈む地球の駆逐艦を見て、ディンギル人の教えには無かった自己犠牲の精神を知る。
都市衛星ウルクの神殿(ジグラット)内では古代進をコントロールシステムまで案内するが、ルガールと古代が銃を向けて対峙した際に古代をルガールの銃撃から庇い、射殺された。