テオ・アンゲロプロス
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テンプレート:ActorActress テオ・アンゲロプロス(Theo Angelopoulos)ことテオドロス・アンゲロプロス(ギリシャ語:Θόδωρος Αγγελόπουλος、Theodoros Angelopoulos、1935年4月27日 - 2012年1月24日)は、ギリシャ・アテネ出身の映画監督。
略歴
1998年、『永遠と一日』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞[1]。そのほかの代表作として『旅芸人の記録』、『アレクサンダー大王』などがある[2]。
「20世紀三部作」の第1部『エレニの旅』においては、舞台をバルカン半島以外にも広げ、新たなる展開を示した。20世紀三部作は、当初『トリロジア』という題名の1本の長編となる予定であったが、上映時間が膨大になりすぎるため、三部作として製作されることとなったという[3]。第3部『THE OTHER SEA (もう一つの海)』の撮影中だった2012年1月24日、アテネ郊外のトンネル内でオートバイにはねられて頭を強打し、運ばれた先の病院で死亡した[4]。
作品
- 放送 Εκπομπή(1968)
- 再現 Αναπαράσταση(1970)1971年ジョルジュ・サドゥール賞受賞
- 1936年の日々 Μερες του '36(1972)
- 旅芸人の記録 Ο Θίασος(1975)
- 狩人 Οι Κυνηγοί(1977)
- アレクサンダー大王 Μεγαλέξανδρος(1980)
- シテール島への船出 Ταξίδι στα Κύθηρα(1984)
- 蜂の旅人 Ο Μελισσοκομοσ(1986)
- 霧の中の風景 Τοπίο στην ομίχλη(1988)
- こうのとり、たちずさんで Το Μετέωρο βήμα του πελαργού(1991)
- キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒 LUMIERE ET COMPAGNIE(1995)
- ユリシーズの瞳 Το Βλέμμα του Οδυσσέα(1995)
- 永遠と一日 Μια αιωνιότητα και μια μέρα(1998)
- エレニの旅 Τριλογία 1: Το Λιβάδι που δακρύζει(2004)
- テオ・オン・テオ THEO ON THEO(2004)ドキュメンタリー、出演
- それぞれのシネマ 〜カンヌ国際映画祭60回記念製作映画〜/3分間 Chacun son cinéma / Trois minutes(2007)
- エレニの帰郷 Η σκόνη του χρόνο(2009)
参考文献
- ヴァルター・ルグレ『アンゲロプロス 沈黙のパルチザン』フィルムアート社、1996年
- 『テオ・アンゲロプロス シナリオ全集』愛育社、2004年