チュキサカ県
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チュキサカ県の郡
チュキサカ県 (Chuquisaca)、とは、ボリビアの中央南部に位置する県である。北側がコチャバンバ県、南側がタリハ県、西側がポトシ県、東側がサンタクルス県とパラグアイ国境になっている。10個の郡で構成されている。
チュキサカ県の行政府所在地はボリビアの憲法上の首都であるスクレ。スクレ市はかつてはチュキサカ市、またはチャルカス市(Charcas)と呼ばれていた。その他の有名な町としては、タラブコがある。
県の北西部はアンデス山脈東側にあたり標高も3,000mを超えるが、南東部はグランチャコの一部でパラグアイ川流域につながる低地帯であり、標高も500m以下である。年間降水量は500mmから1,000mmほど[1]であり、北西部は温暖な気候、南東部は熱帯サバナ気候から温帯夏雨気候となっている。トウモロコシ、小麦、大麦、豆類などを産出する。
2000年代に入り、サンタクルス県などと同様に地方自治の拡大を目的に自治憲章の制定を目指している。