チャールズ・マーティネー

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テンプレート:ActorActress チャールズ・マーティネーCharles Martinet, 1955年9月17日 - )は、アメリカ合衆国俳優声優アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ出身。

20歳で俳優になり、多数の映画に出演。後に声優業もこなすようになり、1996年発売の『スーパーマリオ64』からマリオの声優となり、以後マリオシリーズではマリオの他にルイージ、ワリオなどを担当する。

マリオのオーディション

前述のように、チャールズ・マーティネーは世界的に有名なコンピュータゲームシリーズである『マリオシリーズ』の主人公、マリオの声優として有名である。後にはマリオの弟であるルイージなど他の主要キャラクター複数の音声も担当しはじめ、かつ『マリオシリーズ』の音声は日本を含め世界共通であるため、世界的にも彼の演技は知られており、マーティネーの代表作となっている。しかし、彼は元来からマリオというキャラクターを知っていたわけではなく、担当する切っ掛けも偶然に近いものであった。

マーティネーはある日、友人から「見本市で配管工の役になって来場客に話す」オーディションがあるという話を聞き、是非にと薦められる。彼が当日会場に辿り着いたのはオーディションの終了間際で、既にキャスティング・ディレクターらが機材の撤去を始めていた。マーティネーがオーディションを受けたい旨を伝えると、ディレクターはそれを許可し「ブルックリンに住んでいるイタリア人の配管工」をイメージして話すよう注文を付けた。当初マーティネーはイタリア系アメリカ人のステレオタイプにありがちな、低く耳障りな声を想像したが、すぐにそれだと小さな子供達に不快がられるだろうし、ありきたりでつまらないだろうと思い直し、親しみやすい今日のマリオの声色と口調に変え、結果としてオーディションに合格する。この時、オーディション用のテープが無くなるまで喋り続けたと本人はインタビューに答えている[1]

ちなみに、マリオの声優として初めて老若男女問わず全国民に認知された作品は『スーパーマリオ64』であるが、マリオの声優としてマーティネーが初めて起用された作品は、1995年に海外でのみ発売された子供向けパソコンゲームMS-DOS)『Mario's FUNdamentals』である。

出演作品

太字はメインキャラクター。

テレビドラマ

映画

OVA

ゲーム

1996年

1998年

1999年

2001年

2003年

2002年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

海外版のみ[2]

CM

脚注

  1. テンプレート:Cite web
  2. Behind The Voice Actors - Charles Martinet