スキンシップ
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スキンシップは、母親と子供を始めとする家族関係にある者や、ごく親しい友人同士が抱きしめ合ったり手を握り合う、あるいは頬ずりするなど身体や肌の一部を触れ合わせることにより互いの親密感や帰属感を高め、一体感を共有しあう行為を指す言葉である。
『日本大百科全書』(小学館)によると、スキンシップという言葉は、1953年に開催されたWHOのセミナーで、アメリカ人女性がたまたまつくったことばを平井信義によって日本で紹介されたことがきっかけで、全国的に広まったとされている[1]。よって和製英語ではないが、日本でしか通用しない言葉である。
英語圏において、日本でいうところの「スキンシップ」に該当する行為は、一般に「タッチング」と称する。そのため英語圏で「スキンシップ」と言っても理解されないばかりか、性的な意味合いがあると誤解される事もある。
日本以外では、韓国でも日本語からの輸入でスキンシプ(스킨십)という言葉を使っている。