ジャーヴィス島
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ジャーヴィス島(Jarvis Island)とは南太平洋にあるアメリカ合衆国領の無人のサンゴ礁の島。地理的にはライン諸島に含まれる。
概要
位置は[[[:テンプレート:座標URL]]0_22__S_160_03__W_ 南緯0度22分 西経160度03分]で、面積は4.5km2。時折、科学者が訪れる事もあるが、依然として無人島であり、港湾施設はない。海鳥、水辺の鳥の巣や休憩所、餌場になっている。また、気候は熱帯で淡水はない。 アメリカ合衆国魚類野生生物局管轄で国立野生保護区に指定され、合衆国未編入地域で領有小離島である。
歴史
- 1821年8月21日 - イギリス船エリザ・フランシス号に発見される。
- 1858年 - グアノ島法によりアメリカに併合され、1879年までグアノの採掘が行われた。
- 1889年 - イギリスが領土に編入するも、何も開発を行わなかった。
- 1935年 - アメリカが再度領有を宣言。北西部のミラーズヴィル(Millersville)に測候所が設置され、第二次世界大戦まで観測が行われた。
- 1942年 - 日本海軍の潜水艦が来襲したためミラーズヴィルの測候所職員が沿岸警備隊のテイニー号にて避難。その際施設を破壊し焼却した。
- 1957年-1958年 - 国際地球観測年の期間中、科学者の一団が訪問。19世紀のグアノ採掘跡やミラーズヴィル施設などは嵐などで流出が確認された。
- 1974年 - 合衆国魚類野生生物局の管轄の元、ジャーヴィス島国立野生保護区となった(現在は合衆国太平洋離島海洋ナショナルモニュメントの一部)。