ジャン・ティガナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:サッカー選手 ジャン・ティガナJean Tigana1955年6月23日 - )は、マリバマコ出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。元フランス代表。ポジションはMF

経歴

マリで生まれ、地元のクラブチームであるレアル・バマコに入団。フィジカルの強さと卓越した戦術眼を発揮して攻守に貢献し、1975年に渡仏しスポルタン・トゥーロン・ヴァールに入団。1978年にはオリンピック・リヨンへ移籍し評価をさらに高めると、1980年5月23日ソ連戦でフランス代表デビューを飾り、翌年にはFCジロンダン・ボルドーへ移籍。

1982年スペインW杯では5試合に出場してベスト4入りに貢献すると、2年後のEURO1984ではフランスに優勝をもたらし、ミシェル・プラティニアラン・ジレスらとともに黄金の中盤を形成した。また、在籍していたボルドーでも1983-1984、1984-1985シーズンのリーグ連覇、1986-1987シーズンのリーグとカップの二冠をそれぞれ経験している。また1986年メキシコW杯では3位入賞に貢献した。

1989年オリンピック・マルセイユへ移籍。ここでも1989-1990、1990-1991シーズンとリーグ連覇を果たし、「優勝請負人」として活躍すると同時に現役を引退。

引退後はリヨンやモナコの監督を務め、稲本潤一が在籍していたフラムFCの監督も務めた。2005-2006シーズンからは2シーズンに渡りトルコリーグ・ベシクタシュJKで指揮を執った。2010年からはフランス代表監督に就任したローラン・ブランの後任として、かつて所属をしたボルドーの監督に就任したが、不振のためシーズン途中で辞任した。2012シーズンから中国スーパーリーグ上海申花で指揮を執ったが、成績不振のため、わずか4カ月で辞任した。

所属クラブ

指導者経歴

獲得タイトル

選手として

FCジロンダン・ボルドー
オリンピック・マルセイユ

監督として

ASモナコ
フルハムFC
ベシクタシュJK
  • トルコ・カップ優勝 1回 (2005-06)

テンプレート:1982 FIFAワールドカップフランス代表 テンプレート:UEFA欧州選手権1984フランス代表 テンプレート:1986 FIFAワールドカップフランス代表 テンプレート:フランス年間最優秀選手賞 テンプレート:リーグ・アン年間最優秀監督賞