シロトキ
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シロトキ(白朱鷺、学名:Eudocimus albus)は、コウノトリ目トキ科に分類される鳥類の一種である。
同属のショウジョウトキとは体形、習性が同じであり、飼育下では比較的簡単に交雑雑種をつくることができるため、一部には両者は同種として扱うべきだという意見もある。しかし、ベネズエラにある両種の混合コロニーで自然の交雑例がないことなどから、別種として扱う説が有力である。
分布
形態
体長は60~70cm。体色は白色で、嘴から顔にかけてと、脚が赤色。初裂風切羽の外側は黒いが、翼をたたんでいる際には見えない。
幼鳥は全体に褐色みをおびる。約2年で成鳥となる。
生態
海岸や川岸のマングローブ林に生息する。群れで生活する。1万羽以上の大群を形成することもある。
集団繁殖地(コロニー)を形成して繁殖する。しばしばサギ類と共同でコロニーを作る。雄が巣材を集め、雌が水辺の樹上などに巣を作る。1腹3-5個の卵を産み、抱卵期間は21-23日である。抱卵、育雛とも雌雄共同で行う。雛は孵化後40-50日で巣立ちする。
外部リンク
参考文献
- 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、81頁テンプレート:Bird-stub