サレジオ学院中学校・高等学校
テンプレート:日本の高等学校 サレジオ学院中学校・高等学校(サレジオがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう、英称:Salesio gakuin High school)は、神奈川県横浜市都筑区に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。高等学校においては生徒を募集しない完全中高一貫校[1]。カトリックのサレジオ修道会を教育母体とする。
目次
概要
1960年東京都目黒区碑文谷に創立。現在は横浜市に位置する。サレジオ会創立者ヨハネ・ボスコの『信』・『愛』・『理』を根本とする理念に基づき、国際的視野に立つ人間、社会への奉仕を実践できる人間を目指した教育を行っている。
生徒数は一学年約170名。校地は48,000平方メートルの広さに及ぶ。
沿革
- 1859年 ヨハネ・ボスコがサレジオ会を創立。
- 1960年 目黒サレジオ中学校創立。ニコロ・タッサンが初代校長として就任。
- 1963年 サレジオ高等学校創立。神奈川県川崎市に校舎落成。
- 1975年 川崎サレジオ中学校創立。中高一貫教育を開始。
- 1982年 野尻湖サレジオ山荘落成。
- 1989年
- 韮山セミナーハウス落成。
- サレジオ学院中学校、サレジオ学院高等学校に名称変更。
- 1995年 神奈川県横浜市に新校舎落成・移転。
- 1998年
- 校舎増築落成。
- サブ・グラウンド落成。
教育方針
概要
サレジオ会創立者ヨハネ・ボスコの『信』・『愛』・『理』に基づいた教育が行われており、中学受験界では礼儀正しい学校として知られている。
スローガン
学院は「25歳の男作り」と題して「高校卒業時に完成形を求めるのではなく、社会である程度のことをしていける位置につくであろう時点を目標に変革できる人間」の形成を目指している。そのために「家庭と学校は子どもを中心とした『教育共同体』」であるとして家庭や保護者にも協力を求めている。
カリキュラム
中学校の3年間は他校に比べて宿題が多いことで知られる。 高校の分野を中学校の間に学習させる熱心な教師もいる。
中学1年生の時から宗教の授業があり、キリスト教の歴史や倫理観の教育を行う。(洗礼を強制されたりすることはない。) そのほか、韮山セミナーハウスや野尻湖の山荘などに数日間泊まるなど、自然との触れ合いも重視している。
課外活動
生徒会・委員会
生徒会は中学生徒会と高校生徒会に分かれている。両会の会長・副会長ともに選挙によって生徒に選ばれる。
生徒会のほか、委員会が5つ存在する(総務委員会・図書委員会・放送委員会・体育祭実行委員会・サレジオ祭(文化祭)実行委員会)
部活動
クラブや同好会の数は少ないものの、活躍するクラブは多い。なかでも中学テニス部は全国大会、団体戦連覇なども経験している。
かつては写真同好会、カテキスタ部などもあったが現在は存在しない(2011年10月現在)。テニス部はテニスの王子様のモデルであるテンプレート:要検証。
行事
文化祭
「サレジオ祭」という名で9月中ごろに実施され、生徒間では「サレ祭」と略される。生徒で組織される「サレジオ祭実行委員会」によって行われ、保護者もバザーや焼き鳥屋といった催しを開く。
入場者数は毎年1万2000人ほど。
体育祭
2008年度まで体育祭は存在しなかったが、2009年に第1回体育祭が行れた。これは生徒のみで保護者などには公開されなかった。
2010年の第2回体育祭は保護者にも公開されて行われた。教師と生徒で組織される「体育祭実行委員会」によって行われている。
マラソン大会
毎年11月のはじめにこどもの国にてマラソンを行っている。
出身者
交通
- 横浜市営地下鉄グリーンライン北山田駅から徒歩7分
- 東急田園都市線たまプラーザ駅から東急バスニュータウン北線で「サレジオ学院」バス停下車