コッパ・イタリア
テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox football tournament コッパ・イタリア(Coppa Italia・コパイタリア)は、イタリアのサッカークラブによって争われるカップ戦。大会スポンサーがTIMであるため、公式名称はTIMカップ(TIM Cup)。セリエAのみならず、下部リーグのセリエBやセリエC1、セリエC2、セリエDのクラブが参加し、日本における天皇杯に相当する大会である。
1922年に第一回大会が開かれて以来、一時的な中断(1923年~1935年、1944年~1957年)を経て、毎シーズン開催されている。予選はリーグ戦の開幕前、1回戦以降はリーグ期間中の水曜日に行われる。参加チームはしばしば変更されるが、2008-2009シーズンはセリエA20チーム、セリエB22チーム、セリエC1の18チーム、セリエC2の9チーム、セリエDからの9チームの計78チームが参加した。
優勝チームには翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグの出場権が与えられ、ユニフォームにコッカルダと呼ばれるイタリア国旗色のラウンデル(空軍機の国籍マーク)をつけることができる[1]。
大会形式
準決勝を除いて、1試合で決着をつけるトーナメント方式となっている。90分で決着が付かない場合は延長戦を行い、延長戦でも決着が付かない場合はPK戦を行う。
準決勝のみ、ホーム・アンド・アウェー方式の2試合を行う。2試合の合計得点で勝敗を決定する。合計得点が並んだ場合はアウェイゴールルールで勝敗を決定する。
原則として、上位のラウンドから参加したチームのホームスタジアムで試合を行うが、同じラウンドからの参加チームが戦う場合は抽選となる。
- 1回戦 - セリエC1からの18チームとセリエC2からの9チーム、さらにセリエDからの9チームが参加
- 2回戦 - セリエBからの全22チームと1回戦を勝ち上がった18チームが参加
- 3回戦 - セリエAの前シーズン下位12チームと2回戦を勝ち上がった20チームが参加
- 4回戦 - 3回戦を勝ち上がった16チームが参加。
- 5回戦 - セリエAの前シーズン上位8チームと4回戦を勝ち上がった8チームが参加。
- 準々決勝 - 5回戦を勝ち上がった8チームが参加。
- 準決勝 - ホーム・アンド・アウェーの2回戦制。
- 決勝 - スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマで開催。1回戦制。
歴代優勝クラブ
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クラブ別優勝回数
- 9回 - ユヴェントスFC、ASローマ
- 7回 - インテル
- 6回 - フィオレンティーナ、ラツィオ
- 5回 - ACミラン、トリノ、ナポリ
- 4回 - サンプドリア
- 3回 - パルマ
- 2回 - ボローニャ
- 1回 - アタランタ、ジェノア、ヴェネツィア、ヴィチェンツァ、ヴァード
脚注
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