グッゲンハイム美術館
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グッゲンハイム美術館 (Guggenheim Museum) は、ソロモン・R・グッゲンハイム財団が運営する美術館。1937年 ニューヨーク市にソロモン・R・グッゲンハイム美術館設置、以降世界各地に展開。
各地のグッゲンハイム美術館
- ソロモン・R・グッゲンハイム美術館[1](通称:The Guggenheim、グッゲンハイム、グッゲンハイム美術館):ニューヨーク市
- ビルバオ・グッゲンハイム美術館:ビルバオ
- ペギー・グッゲンハイム・コレクション:ヴェネツィア
- ソロモン・R・グッゲンハイムの姪にあたるペギー・グッゲンハイムも、前衛美術の収集家として知られる。彼女は、ヴェネツィアに、パラッツォ・ヴェニエ・デイ・レオーニという18世紀の館を購入し、ここに自身のコレクションを収蔵して、1949年から公開していた。このコレクションと建物は1977年、グッゲンハイム財団に寄贈され、1979年にペギーが死去してからは、「ペギー・グッゲンハイム・コレクション」として同財団が管理運営にあたっている。
- ドイツ・グッゲンハイム・ベルリン(Deutsche Guggenheim Berlin):ベルリン
これから竣工予定・計画段階の美術館
- グッゲンハイム・アブ・ダビ:アブ・ダビ、2011年竣工予定
- グッゲンハイム・グアダラハラ:グアダラハラ、2011年竣工予定
- ヴィリニュス・グッゲンハイム・エルミタージュ美術館(Vilnius Guggenheim Hermitage Museum)、ヴィリニュス:2011年竣工予定:エルミタージュ美術館との共同設立
グッゲンハイム財団は世界分館構想を持っており、世界各地に美術館を持つ拡大路線を志向している。東京のお台場周辺にも建設が計画され、建築設計競技も実施されたが頓挫した。
他の建設計画地として、台中市、リオデジャネイロ、ウィーン、ザルツブルク、ブカレストなどがある。(2006年時点[2])