クロトーネ
テンプレート:コムーネ クロトーネ(テンプレート:Lang-itテンプレート:IPA audio link)は、イタリア共和国カラブリア州東部にある都市で、その周辺地域を含む人口約5万9000人の基礎自治体(コムーネ)。クロトーネ県の県都である。
イオニア海に面した港湾都市で、ギリシアの植民都市クロトーンを起源とする。古代クロトーンはピタゴラスがその学派の拠点を置いた地として知られる。
目次
名称
Crotone は テンプレート:IPA-it [1]と発音される。日本語文献では「クロトーネ」のほか、「クロトネ」[2]とも記される。
古代にはクロトーン(テンプレート:Lang-grc、長音を略してクロトンとも)、クロトナ(テンプレート:Lang-la)と呼ばれ、中世以後はコトローネ(Cotrone)の名で呼ばれた。1928年、コトローネから現在のクロトーネへの改称が行われた。
地理
位置・広がり
イタリア半島の先端、カラブリア半島の東海岸(イオニア海側)に位置する。クロトーネの市街は、州都カタンザーロから東北東へ約50km、コゼンツァから東南東へ約79km、ターラントから南へ約155km、レッジョ・ディ・カラブリアから北東へ約168kmの距離にある。
隣接コムーネ
隣接するコムーネは以下の通り。
歴史
紀元前710年頃生まれたギリシアの植民都市クロトーンを起源とする。
オリンピックなどで活躍する選手を輩出していることでも有名で、紀元前6世紀後半のギリシャ人選手テンプレート:仮リンクもその一人である。
1994年、カタンザーロ県が分割されて設置されたクロトーネ県(自治体としての発足は1996年)の県都となった。
行政
行政区画
クロトーネには以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Papanice, Apriglianello, Carpentieri, Cipolla, Farina, Gabella Grande, Iannello, Maiorano, Margherita
スポーツ
クロトーネを本拠地とするサッカークラブとして、FCクロトーネがある。2012-13シーズンはセリエBに所属している。ホームスタジアムはスタディオ・エツィオ・スチーダ。
交通
姉妹都市
- テンプレート:Flagicon en:Giannitsa、ギリシャ 2010年
- テンプレート:Flagicon ポルト、ポルトガル 2010年
- テンプレート:Flagicon ハム、ドイツ 2013年
人物
著名な出身者
- クロトンのアルクマイオン - 紀元前5-6世紀の解剖学者・哲学者。
- フィロラオス - 紀元前5-4世紀の数学者・哲学者。一説にクロトーン生まれ。
- テンプレート:仮リンク - 20世紀のシンガーソングライター。
- ヴィンチェンツォ・イアクインタ - サッカー選手。
ゆかりの人物
脚注
外部リンク
テンプレート:クロトーネ県 テンプレート:Italia-comune-stub
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