オリコン・エンタテインメント
テンプレート:Pathnav オリコン・エンタテインメント株式会社(Oricon Entertainment Inc.)は、音楽に関する出版事業・携帯サイト事業を運営する会社。オリコングループの一員。
目次
概要
かつては旧株式会社オリコンとしてヒットチャート事業なども行っていたが、旧オリコン本体の株式が小池聰行の100%所有であったため、相続手続きに当たって、上場会社であるオリコン・グローバルエンタテインメントを親会社とし、会社分割により設立され関連事業の事業譲渡が行われた。
2008年10月現在の代表取締役社長は西山靖人。
沿革
- 1967年 株式会社オリジナルコンフィデンスの社名で創業。
- 創業者小池聰行が、日本で初めてのレコード売り上げランキング誌である『総合芸能市場調査』(現:『ORIGINAL CONFIDENCE』)を創刊。
- 1970年 毎週出されるオリコンチャートを縮刷版にして纏めた『コンフィデンス年鑑』(現:『ORICON エンタメ・マーケット白書』)を創刊。
- 1979年 一般向け音楽情報誌として『オリコン全国ヒット速報』(現:『オリ★スタ』)を創刊。
- 1992年 株式会社オリコンに社名変更。
- 1999年 データベース事業等を、おりこんダイレクトデジタル株式会社(現:オリコン株式会社)に分離。
- 2001年 創業者の小池が死去。オリコン・グローバルエンタテインメント(現:オリコン株式会社)の子会社になる。
- 2002年 現社名に変更。
刊行雑誌
オリ★スタ
1979年、同年の8月6日号(表紙には「8月1週」と記載。『オリコン全国ヒット速報』の「00号」)として創刊、週刊。チャート情報だけでなく、音楽情報を広く取り扱う。創刊当時は薄い冊子で、「オリコン新聞」とも呼ばれていた。
- 誌名の推移(時期によってロゴ違いのバージョンがある)
- 1979年8月6日号〜:『オリコン全国ヒット速報』
- 1980〜81年頃?〜:『オリコン・ウィークリー』
- 1994年5月〜:『オリコン・ウィーク The Ichiban』(オリコン ウィーク ザ・一番)
- 1994年11月14日号から雑誌サイズが変更(B4判→A4ワイド判)され、現在まで続いている。
- 2001年5月〜:『Weekly Oricon(WO)』
- 2004年7月〜:『oricon style』
- 2008年10月〜:『オリ★スタ』
ORIGINAL CONFIDENCE
1967年創刊、週刊。定価が5040円(消費税込)と、日本一高価な週刊誌としても知られる。
オリ★スタよりも詳しいチャートを掲載すると共に、音楽業界の動向を解説する。2008年の『ORICON BiZ』への改称後は、音楽のみならずエンターテインメント業界の動向を広く解説している。
- 誌名の推移
- 1967年5月〜:『総合芸能市場調査』
- 1969年3月〜:『コンフィデンス』
- 1992年11月〜:『オリジナルコンフィデンス』
- 2008年7月〜:『ORICON BiZ』
- 2011年4月〜:『ORIGINAL CONFIDENCE』
De-View
テンプレート:Seealso 1983年創刊、月刊。芸能界を目指す人向けのオーディション情報誌の大手。
2002年に倒産した勁文社より出版を引き継ぐ。
kids Style
2003年創刊、月刊。1996年のDe-View増刊「Kids De-View」(季刊)が母体。
親子のためのファッション誌。「Kids De-View」の中心だったオーディション情報は、現在では脇に追いやられている。
2007年12月号をもって休刊。
刊行年鑑
ORICON エンタメ・マーケット白書
1970年創刊。年刊だが、一号だけ「1972年・73年合併版」となっている。
オリコンが発表する各種の年間ランキングをはじめとして、オリコンチャートの縮刷版も掲載している。2010年の『ORICON エンタメ・マーケット白書』への改称後は、音楽のみならずエンターテインメント業界の動向を広く解説している。
- 号数について
発行年と表記年(号数)の関係は、『コンフィデンス年鑑』『オリコン年鑑』時代は、発行年を号数として表記していたが、『ORICON エンタメ・マーケット白書』への改称後は、掲載しているランキングの年(発行年の前年)を号数として表記するようになった。このため、『オリコン年鑑』と『ORICON エンタメ・マーケット白書』には共に「2009年版」が存在する。
- 誌名の推移
- 1970年版(1970年発行)〜:『コンフィデンス年鑑』
- 1980年版(1980年発行)〜:『オリコン年鑑』
- 2009年版(2010年発行)〜:『ORICON エンタメ・マーケット白書』