エマヌエル・オリサデベ
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テンプレート:サッカー選手 エマヌエル・オリサデベ(Emmanuel Olisadebe, 1978年12月22日 - )は、ナイジェリア出身の元ポーランド代表サッカー選手。ポジションはFW。
略歴
1978年にナイジェリア・ワリで生まれ、1997年にポロニア・ワルシャワへの移籍を期にポーランドに移住[1]。その身体能力の高さと鋭い得点感覚でナイジェリアとポーランド双方から代表招集の声がかかり、最終的には当時のヴラディスラフ・エンゲル監督やアレクサンデル・クファシニェフスキ大統領の政治力によりポーランド国籍を取得して代表に入る事を選択した。
2000年に代表入りすると、日韓ワールドカップ・ヨーロッパ予選では8得点を記録し本大会出場に大きく貢献[2]。1986年のメキシコ・ワールドカップ以来となる、16年ぶりのFIFAワールドカップ出場に導いた。
しかし同大会の予選を境に、それ以降は目立った活躍を見せることができなかった。2013年1月に現役を引退した。
選手経歴
- 1996-1997 テンプレート:Flagicon ジャスパー・ユナイテッド
- 1997-2000 テンプレート:Flagicon ポロニア・ワルシャワ
- 2000-2006 テンプレート:Flagicon パナシナイコス
- 2006 テンプレート:Flagicon ポーツマスFC
- →2006-2007 テンプレート:Flagicon スコダ・クサンシ(レンタル移籍)
- 2007 テンプレート:Flagicon APOPキニラス・ペヤス
- 2008-2010 テンプレート:Flagicon 河南建業
- 2011-2012 テンプレート:Flagicon ビザスFC
- 2012 テンプレート:Flagicon Veria F.C.
脚注
- ↑ 本人曰く、当初「ヨハネ・パウロ2世の出身地というイメージしかなかった」とのこと。
- ↑ ちなみにポーランドは、かつては東欧きっての強豪国として知られスペイン・ワールドカップではズビグニェフ・ボニエクを擁し3位入賞を果たしている。