エディー・バウアー
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エディー・バウアー(Eddie Bauer )は、アメリカのファッションブランド、およびその創設者。以下、ブランドを中心に日本法人についても記述する。
概要
カジュアルウェアやアウトドア用品を中心に製造販売を行い、アメリカのほか、カナダ、ドイツ、日本で展開している。
1920年、ドイツ系アメリカ人のエディー・バウアー(Eddie Bauer 、1899年-1986年)が、アメリカのシアトルにおいて、自身の名を用いてスポーツ用品店を創業したのが始まりである。現在も1号店がシアトルにある。1936年には、ダウンパーカーを発案した。
2003年、当時の親会社が、連邦倒産法第11章(チャプター11)の適用を申請し、2005年に再生手続を終えた。2009年6月17日、再度チャプター11の適用を申請し、債務整理による更生手続きに入った[1]。負債の膨張・本業不振による、資金繰りの悪化に起因する。その後、全米160店中100店の存続が決まった。
日本での展開
日本では、オットー・ジャパンとエディー・バウアー社との合弁会社(オットー70%、エディ30%)、エディー・バウアー・ジャパン株式会社によって運営。1994年、東京・自由が丘に1号店をオープンした[2]。直営店のほか、カタログ通販、オンラインストアを通してアメリカン・カジュアルウエアを提供している。
2009年の米Eddie Bauer Holdings Inc.によるチャプター11申請後も、エディー・バウアー・ジャパンは独立した会社として日本における店舗の営業を継続している。