ウトロ温泉
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ウトロ温泉(ウトロおんせん)は、北海道斜里郡斜里町ウトロにある温泉。別名を、知床温泉ともいう。
泉質
温泉街
知床半島の西岸、オホーツク海側にウトロ港側と高台側に分かれて存在する。ホテルは現在5軒、他に民宿などの中小規模の宿泊施設も多いが、バブル経済崩壊後長期不況や東日本大震災による経営不振から倒産や廃業、冬期休業を強いられている施設が多く出ている[1]。一方、ウトロの観光船などが発着して知床観光の拠点にもなっていることから、規模が大きいホテルが多いのが特徴である。
共同浴場は一軒、「夕陽台の湯」が存在し、オホーツク海を一望する露天風呂がある。温泉街には無料の足湯「足湯シリエトク」がある。温泉街から離れたウトロ港地区には無料手湯「ゴジラの手湯」がある。
温泉街に隣接して国設知床野営場や夕陽台展望台がある。
歴史
開湯は1971年(昭和46年)で、ボーリングを実施して源泉開発がされた。なお、最初のボーリング時の源泉の1つは、高台にある温泉民宿の敷地内にある。
アクセス
関連項目
脚注・出典
- ↑ 倒産・廃業→知床花ホテル・知床ビューホテル・知床岬ホテル・ホテルアルバトロス他、冬期休業→夕陽のあたる家・ホテル知床他。