ウォーターワールド

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テンプレート:Infobox Filmウォーターワールド』(Waterworld)は1995年アメリカSF映画ケビン・コスナーケヴィン・レイノルズの共同出資で製作され、レイノルズが監督を務めている。

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクション(エリア)の一つとして採用されている。USJアトラクションのナレーションはテレビ放送版で主人公・マリナーの吹き替えをつとめた津嘉山正種が担当。

冒頭ではユニバーサル・ピクチャーズのシンボルである「ユニグローブ」が海面に覆われていく様子が描かれている。

あらすじ

未来の地球は、温暖化の進行により北極南極の氷が溶けて海面が上昇した結果、海だけが広がる海洋惑星となった。

そんな状況下でも人類は、海の上で「環礁」と呼ばれる浮遊島を建造してたくましく生き残っていた。彼らの希望はどこかに存在するという伝説の陸地「ドライ・ランド」である。一人孤独に旅をするミュータントのマリナーは、とある環礁でドライ・ランドへの鍵を握る少女エノーラと保護者である女性ヘレンと出逢う。だがディーコンをリーダーとし、略奪行為を行う武装集団「スモーカーズ」もまたドライ・ランドへの上陸を企んでいた。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 テレビ版
マリナー[1] ケビン・コスナー 大塚芳忠 津嘉山正種
ディーコン デニス・ホッパー 池田勝 内海賢二
ヘレン ジーン・トリプルホーン 深見梨加 松本梨香
エノーラ ティナ・マジョリーノ 川田妙子 大谷育江
老グレゴール マイケル・ジェッター 塚田正昭 田村錦人
飛行機パイロット ジャック・ブラック 宝亀克寿
  • ソフト版:DVD & ビデオ版
  • テレビ版:初回放送2002年09月19日(木)テレビ東京『木曜洋画劇場
その他の声の出演:益富信孝廣田行生水野龍司福田信昭小島敏彦後藤哲夫楠見尚己岩崎ひろし咲野俊介水落幸子諸角憲一戸田亜紀子竹村叔子飯島肇阪口周平佐藤晴男
翻訳:佐藤恵子、演出:佐藤敏夫、調整:高久孝雄、効果:リレーション、製作:東北新社

評価

本作の撮影はハワイ沖で行われたが、セットを移動するだけでも6時間はかかり、また海が荒れたせいで撮影が丸一日中止してしまうこともあった(それだけで1日25万ドルの損失が出た)。それ故製作費は当時で1億7500万ドルという莫大なものになった作品だが、興行収入は必ずしも良いと言えるものではなく、世界市場でようやく足が出ずに終わるくらいだった。

アカデミー賞では1995年度音響賞を受賞したものの、最低映画作品を決める米ゴールデンラズベリー賞では1995年度の最低作品賞・最低主演男優賞・最低監督賞・最低助演男優賞を受賞した。

脚注

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関連項目

外部リンク

 
  1. ただし彼自身が自分の名を名乗るシーンは無く、マリナーの名前は老グレゴールが海から来た人という意味合いで「マリナー」と呼んだのが初出。また、後半ではエノーラがディーコンたちに「彼に名前は無い。だから死神も彼を殺せない」と言っている。