イ・ビョンホン
テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Infobox Korean-language singer and actor イ・ビョンホン(李炳憲、이병헌、1970年7月12日[1] - )は、韓国の俳優である。ソウル特別市出身。漢陽大学校仏語仏文学科[2]卒(仏文学士[1])。中央大学校新聞放送学科大学院修了。身長177cm、体重72kg、血液型O型[1]。BHエンターテインメント所属。妹はミス・コリア(96年グランプリ)出身のタレント、イ・ウニ(이은희)である。
目次
経歴
漢陽大学校仏語仏文科在学中に、アルバイトで「コカコーラ」など多数のCF(CM)でモデル活動。母親の友人が、KBS公開採用オーディションの願書を持ってきて、俳優の道を薦められ、1991年、KBS公開採用14期生に合格。トップの成績で研修を終え、すぐにテレビドラマ『アスファルト、我が故郷』で俳優としてデビュー。翌1992年放送開始のテレビドラマ『明日は愛』は2年もの間放送され、主演したイ・ビョンホン自身も青春スターの代名詞となった。1990年代は主にテレビドラマで活躍。大学院では後に『JSA』で共演するイ・ヨンエと同期。
映画デビューの1995年『誰が俺を狂わせるのか』と2作目の『ラン・アウェイ』で、各映画賞の新人賞を受賞した。
1998年、新人歌手チョ・ソンモのミュージックビデオ(MV)「To Heaven」と札幌を舞台にした「不滅の愛Ⅰ・Ⅱ」に出演。 俳優が歌手のMVに出演する初めての試みで、映画のようなストーリーと映像で大ヒットした。この大ヒットをきっかけに、歌手のMVに有名俳優が出演し、その後はMV出演を機に注目を集めた新人俳優がドラマデビューするなど、歌手のMVが注目を集めていた。
1999年、アルバム『to me』を発売。タイトル曲「Tears」はドラマ『Happy Together』の挿入歌。
2000年、当時の韓国の観客動員数記録を更新した映画『JSA』では韓国軍兵士を演じ、第1回釜山映画評論家協会賞・主演男優賞を受賞。
2005年に主演し、ハリウッドのエージェントと契約するきっかけとなった『甘い人生』では、映画評論家協会賞をはじめ3つの主演男優賞を受賞。演技力に加え、作品ごとにあらゆるキャラクターを演じられることから、「千の顔を持つ俳優」と称された。
2006年、韓国人俳優として初めて、フランス政府から文化芸術勲章を授与される。[3]
2007年、「俳優が演技に集中できる環境を提供できる事務所を」と長年連れ添ったマネージャーと独立し、ピョルナンアクターズを設立。その後「Be Happy」と自身のイニシャルからBHをとって、BHエンターテインメントと社名を変更。通常のマネージメントはもちろん、グローバルエージェント事業部門を新設し、アメリカ・日本・中国の芸能事務所やエージェントと提携して、国内外の俳優の海外での活動をサポートしている。2013年10月現在、自身を含めハン・ヒョジュ、コ・ス、ペ・スビン、チング など数名の俳優が所属している。
国内の映画や海外の映画作品に出演していたが、2009年6年ぶりとなるドラマ『アイリス』に主演。KBS演技大賞の最高賞にあたる大賞や、百想芸術大賞 テレビ部門最優秀演技賞、国会大賞特別賞など、テレビドラマ関連の賞を多数受賞した。この活躍は国内だけではなく、韓国人俳優として初めて中国第14回CMA&AIA「アジアで最も影響力のある俳優賞」や 国際ドラマフェスティバル in Tokyo「Best Actor in Asia」など、アジアの賞でも受賞した。
2012年、主演映画『王になった男』が韓国歴代3位となる1231万9542人を記録[4]。同作品は大鐘賞最優秀作品賞を受賞し、自身も男優主演賞を受賞した。
2015年公開のターミネーターのリメイク版にも出演することが決まっている。
人物
- 韓国語(朝鮮語/母国語)、日本語(少々)、英語、フランス語を話すことができる。
- 2013年8月10日に女優イ・ミンジョンと結婚式を挙げる[5][6][7][8][9][10]
- 10年以上ユニセフ(国際連合児童基金)の活動に参加、2003年からユニセフカード広報大使を務め、2005年12月にユニセフ特別代表にも任命され、活動している。
出演作品
映画
- 誰が俺を狂わせるのか (1995年) - イ・ジョンドゥ役
- ラン・アウェイ (1995年) - ドンホ役
- ネオンの中へ陽が沈む (1995年) - ビデオ映像での出演
- ハルマゲドン (1996年) - アニメ (声優として出演)
- 彼らだけの世界 (1996年) - ラブ役
- 地上満歌 (1997年) - ジョンマン役
- 我が心のオルガン (1999年) - カン・スハ役 (主演男優賞ノミネート)
- JSA (2000年) - イ・スヒョク役 (主演男優賞ノミネート)
- バンジージャンプする (2001年) - ソ・インウ役 (主演男優賞ノミネート)
- マリといた夏 (2002年) - アニメ (声優として出演)
- 純愛中毒 (2002年) - ファン・テジン役 (主演男優賞ノミネート)
- 美しい夜、残酷な朝 (2004年)
- 誰にでも秘密がある (2004年) - スヒョン役
- 甘い人生 (2005年) - キム・ソヌ役 (主演男優賞ノミネート)
- 夏物語 (2006年) - ユン・ソギョン役 (主演男優賞ノミネート)
- HERO (2007年) - ゲスト出演 - カン・ミンウ検事役
- グッド・バッド・ウィアード (2009年) - パク・チャンイ役 (主演男優賞ノミネート)
- アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン (2009年) - ス・ドンポ役
- G.I.ジョー G.I.Joe:The Rise of Cobra (2009年) - ストームシャドー役
- インフルエンス The Influence (2010年)デジタル映画
- 悪魔を見た(2010年) - スヒョン役 (主演男優賞ノミネート)
- Share The Vision(2011年)ミュージックフィルム- ヒョンミン役
- 王になった男(2012年)-王 クァンヘグン(光海君)役/賤民 ハソン役
- G.I.ジョー バック2リベンジ G.I. Joe: Retaliation (2013年)- ストームシャドー役
- REDリターンズ RED 2 (2013年)
テレビドラマ
- アスファルト、我が故郷 (1991年、KBS)
- 風の花は枯れない (1991年、KBS)
- 家族 (1991年、KBS)
- 霧は晴れない (1991年、KBS)
- 太陽が昇る日 (1992年、KBS) - チェ・ヒョンマン役
- 別れの来ない朝 (1992年、KBS) - ヒョン・ソグ/ビョンホ役
- 明日は愛 (1992年、KBS) - シン・ボムス役(兵役中)
- あの野菊の如く(1992年、KBS)- キフン役
- 生き残った者の悲しみ (1993年、KBS)
- ポリス 〜愛と追憶の果てに〜 (1994年、KBS) - オ・ヘソン刑事役
- 恋の香り (1994年、SBS) - キム・ジュノ役
- アスファルトの男 (1995年、SBS) - カン・ドンジュン役(ドリーム・レーサー)
- 風の息子 (1995年、KBS) - チャン・ホンピョ役
- 美しい彼女 (1997年、SBS) - ファン・ジュノ役
- 白夜 (1998年、SBS) - ミン・ギョンビン役
- Happy Together (1999年、SBS) - ソ・デプン役
- セリが帰ってきた (1999年、KBS)
- ラブストーリー 〜ひまわり編 (1999年、SBS) - イ・テソン役
- 美しき日々 (2001年、SBS) - イ・ミンチョル役
- 遠い路 (2001年、SBS) - ウシク役
- オールイン 運命の愛 (2003年、SBS) - キム・イナ役
- IRIS-アイリス- (2009年、KBS) - キム・ヒョンジュン役
- 外交官・黒田康作 (2011年1月 - 3月、フジテレビ) - ジョン(韓国系アメリカ人のCIA捜査官)役
DVD
※映画・ドラマ関連は除く(オリジナル作品のみ掲載)
- イ・ビョンホン コレクターズDVD-BOX (2004年11月)
- イ・ビョンホン in 東京ドーム (2006年10月)
- イ・ビョンホン アリーナツアー2007 (2008年1月)
ゲーム
- ロスト プラネット エクストリーム コンディション (2006年)
CM(日本企業)
写真集
※映画・ドラマ関連は除く(オリジナル作品のみ掲載)
- Limited (2004年9月)
- LBH MEETS LBH (2006年7月)
- パリイ (2007年7月)
- パリイ special edition 月と日 (2007年12月)
- A Man LEE BYUNG HUN~今、伝えたいこと~ (2010年12月)
ディスコグラフィ
アルバム
- to me(1999年) - 日本盤は2004年発売
- 『IRIS -アイリス- 』OST、日本放送記念スペシャルパッケージ『IRIS Original Sound Track : Perfect Box』より 「stay」、 「Endless Road - Japanese Ver」、「Endless Road - Korean Ver」
シングル
- いつか(2008年) - 日本語による歌唱
- 本人出演「TOYOTA RAV4」CMソング
配信限定
- 上を向いて歩こう(2011年)
主な受賞歴
- 1992年 KBS 演技大賞 新人男優賞
- 1993年 KBS 演技大賞 優秀演技賞 (『明日は愛』)
- 1995年 KBS 演技大賞 優秀演技賞 (『風の息子』)
- 1995年 第6回 春史羅雲奎映画芸術祭 新顔演技賞 (『誰が俺を狂わせるのか』)
- 1996年 第34回 大鐘賞 新人男優賞 (『ラン・アウェイ』)
- 1996年 第19回 黄金撮影賞 新人男優賞 (『ラン・アウェイ』)
- 1996年 第32回 百想芸術大賞 テレビ部門 男優演技賞 (『風の息子』)
- 2000年 第1回 釜山映画評論家協会賞 主演男優賞 (『JSA』)
- 2001年 第22回 青龍映画賞 人気スター賞 (『JSA』)
- 2001年 SBS 演技大賞 最優秀演技賞・10大スター賞 (『美しき日々』)
- 2003年 第39回 百想芸術大賞 テレビ部門 最優秀演技賞 (『オールイン』)
- 2003年 SBS 演技大賞 大賞・10大スター賞(『オールイン』)
- 2003年 韓国放送大賞 タレント部門受賞
- 2005年 第13回 春史羅雲奎映画芸術祭 主演男優賞 (『甘い人生』)
- 2005年 第25回 映画評論家協会賞 主演男優賞 (『甘い人生』)
- 2006年 第42回 百想芸術大賞 最優秀演技賞 (『甘い人生』)
- 2006年 フランス芸術文化勲章 授与[3]
- 2009年第23回 日本ゴールドディスク大賞 ザ・ベスト・エイジアン・アーティスト[11]
- 2009年 第30回 青龍映画祭 人気スター賞
- 2009年 国会大賞 特別賞
- 2009年 KBS 演技大賞 大賞・ネチズン賞・ベストカップル賞(『アイリス』)
- 2009年 第46回 百想芸術大賞 テレビ部門 最優秀演技賞(『アイリス』)
- 2010年 第5回 APN (Asia-Pacific Producer Network Conference)アワードアジア映画人賞(俳優部門)
- 2010年 国際ドラマフェスティバル in Tokyo「Best Actor in Asia」初代
- 2011年 第47回百想芸術大賞 映画部門 大賞(『悪魔を見た』)
- 2011年 2011 大韓民国大衆文化芸術賞 大統領表彰
- 2012年 第49回 大鐘賞 男優主演賞・人気賞(『王になった男』)
- 2012年 第13回 釜山映画評論家協会賞 主演男優賞(『王になった男』)
- 2012年 2012 シネアジアアワード(CineAsia 2012 Award)今年のスター賞(Star of the Year)
日本での活動
2004年の紅白歌合戦にゲストとして出演し、スピーチを行った。「韓流四天王」と称され、CM出演、ファンイベント開催、写真集出版など日本での活動も行っている。
その他
- 実妹は、韓国でモデル・タレントとして活動しているイ・ウニである(1996年度ミスコリア真〈グランプリ〉受賞)。
- アシアナ航空が自社運行航空便等で呼びかけている「ユニセフ募金」の機内案内放送用CFにアン・ソンギと出演。
- 2004年8月2日に放送されたNHK『英語をしゃべらナイト 夏のスペシャル -韓国で英語をしゃべらナイト-』では、流暢な英語を披露した。
- 2006年5月3日『Lee Byung Hun in Tokyo Dome』開催。東京ドームにて日本で初めてのファン・ミーティングを行い、4万2千人を動員。
- 2006年10月、フランスまたは世界の芸術と文化に著しく貢献したとして、フランス政府から文化芸術勲章を授与された。
- 2006年12月、カプコンのゲームソフト『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』に主役として出演(発売わずか1ヶ月で全世界100万本を出荷[12])。
- 映画『甘い人生』での演技が評価され、韓国の映画賞で、映画評論家協会賞など、最優秀主演男優賞3冠。
- ハリウッド進出が決まった後、その模様を撮影したドキュメンタリーが韓国KBS2TVで製作され、放送された。
- 日本のジュエリーメーカー、サマンサ・タバサと契約し、ビョンホン自身がデザインしたジュエリーを販売している[13]。
- 2010年より韓国コスメMISSHAの日本公式ショップミシャジャパンのイメージキャラクターを務めている。
韓国語(朝鮮語/母国語)、日本語(少々)、英語、フランス語を話すことができる。
脚注
外部リンク
- テンプレート:Imdb name
- テンプレート:Allcinema name
- イ・ビョンホン公式サイト テンプレート:Ko icon
- イ・ビョンホン ジャパン オフィシャル ファンクラブ サイト
- イ・ビョンホン オフィシャルブログ - 2009年7月から9月までの期間限定ブログ
- 韓国所属事務所公式サイト テンプレート:Ko icon
- UNIVERSAL Jによるイ・ビョンホン公式ページ
- ポニーキャニオンによるイ・ビョンホン公式ページ
- テイチクによる公式ページ
- ロスト プラネット シリーズ 公式サイト
- ロスト プラネット エクストリーム コンディション 公式サイト
- 台灣サイト
- イ・ビョンホンの記事集
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- ↑ http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130810-OHT1T00157.htm
- ↑ http://ekr.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/09/2013080902359.html?main_photo
- ↑ http://www.wowtv.co.kr/newscenter/news/view.asp?bcode=T32001000&wowcode=W014&artid=X20130807002222&compcode=HK
- ↑ Lee Byung-hun, Lee Min-jung wed. Korea JoongAng Daily vom 12. August 2013 (englisch).
- ↑ http://pc.dwango.jp/article/navicon/20130731_04
- ↑ http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1949712
- ↑ 引用エラー: 無効な
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タグです。 「golddisc
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ プレスリリース - カプコンのXbox 360™向け新作『ロスト プラネット』が初回100万本を出荷、株式会社カプコン、2007年1月17日
- ↑ サマンサティアラ by イ・ビョンホン 第2弾販売