ぶらり鎌倉 (列車)
ぶらり鎌倉号(ぶらりかまくらごう)とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が、いわき駅 - 鎌倉駅間を常磐線・武蔵野線・東海道本線・横須賀線経由で運行する臨時急行列車の名称。
運行概況
- 運行時期
例年、鎌倉市周辺のアジサイなどの見頃である6月から7月上旬、および紅葉シーズンの11月から12月、および鶴岡八幡宮の初詣シーズンである1月の土曜日・日曜日・祝日に運行される。ただし他の時期(例:「駅からハイキング」開催にあわせて)でも運行されることがある。
また、時期によっては「ぶらりお座敷鎌倉号」が運転されることもある。
なお、11月と1月には同じ車両で「ぶらり高尾散策号」も運行されることがあり、その場合は当列車は運休となる。
- 停車駅(2014年6月以降)
- いわき駅 - 湯本駅 - 泉駅 - 磯原駅 - 高萩駅 - 日立駅 - 常陸多賀駅 - 大甕駅 - 東海駅 - 勝田駅 - 水戸駅 - 赤塚駅 - 友部駅 - 石岡駅 - 土浦駅 - 牛久駅 - 佐貫駅 - (柏駅) - (南流山駅) - 新秋津駅 - 横浜駅 - 北鎌倉駅 - 鎌倉駅
- ()は、「ぶらりお座敷鎌倉号」は通過
運行開始時点では柏駅にも停車していたが、フレッシュひたちとの誤乗防止のため開始して早々に通過駅となった。しかし、2013年以降はフレッシュひたちが基本的にE657系での運行に変わったこともあり、2014年からは柏駅停車が復活した。
2007年3月18日ダイヤ改正で南越谷駅・南浦和駅・北朝霞駅も通過に変更された。他にも勿来駅・十王駅に停車していたこともあった。さらに2010年の途中から取手駅 ・我孫子駅も通過駅に変更されている。
2012年6月からは東所沢駅・西国分寺駅も通過に変更されたため、武蔵野線内の停車駅は新秋津駅のみとなった[1]。しかし、2014年の柏駅停車復活にあわせ、新たに南流山駅にも停車するようになった。
かつては自由席が1両設定されていたが、現在は全席指定席となっている。
- 使用車両
2014年11月以降は、勝田車両センター所属の651系が使用される[2]。
当初はE653系7両編成を使用していたが、のちに勝田所属の485系6両編成(K60編成)に変更された。2013年6月からは、E653系7両編成が再び使用されていた。ただし、2014年7月までにE653系の基本編成はいなほに転用され、勝田車両センターから転出されたため、2014年6月(アジサイ見頃時期の運転)を最後に使用されなくなった。
「ぶらりお座敷鎌倉号」は同センター所属の485系お座敷列車編成「リゾートエクスプレスゆう」が充当される。