勿来駅
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勿来駅(なこそえき)は、福島県いわき市勿来町関田寺下にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
歴史
- 1897年(明治30年)2月25日 - 日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 2003年(平成15年)10月1日 - 貨物列車の設定廃止。同時に専用線発着の車扱貨物の取扱を廃止。
- 2006年(平成18年)
- 3月20日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」・自動改札機設置。
- 4月1日 - 日本貨物鉄道の駅が廃止され、貨物扱いが正式に終了。
- 2009年(平成21年)3月14日 - 東京近郊区間拡大に伴い、ICカード「Suica」サービス開始。
- 2012年(平成24年)1月26日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」営業終了。
- 2012年(平成24年)4月1日 - JR水戸鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅となる。
- 2013年(平成25年)3月18日 - 駅舎リニューアル工事竣工[1]
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅になっている。2つのホームの間に中線が1本ある。また、かつて貨物の取り扱いに使用されていた留置線が残存する。互いのホームは跨線橋で連絡している。
2006年(平成18年)3月20日に、自動改札機が導入された。なお、同日に導入された「もしもし券売機Kaeruくん」は、2012年(平成24年)1月26日をもって営業を終了し、代わりに指定席券売機が導入された。(「もしもし券売機Kaeruくん」導入時にみどりの窓口は閉鎖されている。)
2012年(平成24年)4月1日より、JR水戸鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅となる。JR水戸鉄道サービスの業務委託駅としては唯一の指定席券売機設置駅となった。
駅舎は2013年(平成25年)3月18日にリニューアル工事が竣工した。勿来の駅をイメージした入口に木目調のシートを貼ったアルミ柵を設置し、待合室を木目調のものとした[1]。
のりば
1 | テンプレート:Color常磐線(上り) | 水戸・上野方面 |
2 | テンプレート:Color常磐線(下り) | いわき・竜田方面 |
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は770人である。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 1,195 |
2001年 | 1,154 |
2002年 | 1,116 |
2003年 | 1,093 |
2004年 | 1,062 |
2005年 | 1,022 |
2006年 | 968 |
2007年 | 936 |
2008年 | 868 |
2009年 | 816 |
2010年 | 767 |
2011年 | 806 |
2012年 | 774 |
2013年 | 770 |
駅周辺
茨城県との県境に近い。隣の大津港駅は茨城県に位置する。駅前には勿来関にちなんで源義家像と歌碑がある。
- 勿来駅前郵便局
- 勿来関跡
- 勿来海水浴場
- いわき市立勿来第二中学校
- いわき市立勿来第二小学校
- 福島県立勿来高等学校
- 国道6号・常磐バイパス
- 国道289号
- 福島県道56号常磐勿来線
- 日本製紙勿来工場
- クレハいわき工場(旧・呉羽化学工業錦工場)
- 常磐自動車道勿来ICまで約4.7km(地図上の概算値)
バス路線
駅前「勿来駅前」バス停より新常磐交通が発着
- 早稲田 - 植田駅前 - 勿来駅前
- 植田駅前 - 呉羽病院前 - 勿来駅前 - 沼部 - 植田駅前
- 勿来駅前 - 平潟入口
その他
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color常磐線