びわこ銀行
株式会社びわこ銀行(びわこぎんこう、テンプレート:Lang-en-short)は、2010年(平成22年)2月まで存在し、滋賀県大津市に本店を置いていた第二地方銀行である。
概要
当行のATM(当行幹事ではない共同コーナーは除く)では、三井住友銀行・大垣共立銀行・三重銀行及びイオン銀行のキャッシュカードによる出金の利用手数料は自行扱いとなる。このうち三井住友銀行は滋賀県内に有人店舗がない(草津市に無人ATMとローンプラザがあるのみ)が、当行との相互開放により利便性が向上している。
三井住友銀行と親密で、最後の頭取は同行出身であった。ただし、大阪証券取引所第1部に上場していた(合併に伴い2010年(平成22年)2月24日に上場廃止)。
2010年(平成22年)3月1日、関西アーバン銀行に吸収合併され(合併後の行名やロゴマークは関西アーバンのものをそのまま踏襲)、旧びわこ銀行本店を関西アーバン銀行の「びわこ本部」(窓口名は、びわこ営業部)とし、旧びわこ銀行のロゴマークは関西アーバン銀行の「環境マーク」という形で残された。合併に先立ち、一部支店の支店コードが2009年(平成21年)9月7日・9月14日に変更され、2009年(平成21年)8月3日より関西アーバン銀行とATM相互無料出金が開始された。なお、勘定系システム統合は2011年(平成23年)1月4日に実施された。
合併に先立ち、ネット専業支店であった、ゆめおうみ支店は2010年(平成22年)2月26日の受付を持って新規口座開設を終了し、システム統合後は、ネット専業支店をいちょう並木支店に一本化した。
沿革
- 1942年(昭和17年)10月 - 滋賀無尽株式会社として現在の近江八幡市に設立。
- 1951年(昭和26年)10月 - 相互銀行に転換、株式会社滋賀相互銀行に商号変更。
- 1968年(昭和43年)11月 - 本店を大津市に移転。
- 1989年(平成元年)2月 - 普通銀行に転換、株式会社びわこ銀行に商号変更。
- 2009年(平成21年)3月13日 - 関西アーバン銀行と合併について基本合意。
- 2009年(平成21年)12月7日 - 本店営業部の名称を「びわこ営業部」に改称。
- 2010年(平成22年)2月24日 - 合併に伴い大阪証券取引所第1部を上場廃止(「株券上場廃止基準第2条第1項第8号(事業活動の停止)」)。
- 2010年(平成22年)3月1日 - 関西アーバン銀行に吸収合併され、解散。
活動
環境保全活動に先駆的に取り組んでおり、行内に環境銀行を創設し、琵琶湖の水質が改善すれば預金金利を良くするなど、環境と経済の好循環に向けた銀行活動を行っていた。
ATMの取り組み
無料で利用できたATM
- 三井住友銀行 - 平日8:45 - 18:00の出金
- 関西アーバン銀行 - 平日8:45 - 18:00の出金
- セブン銀行 - 平日8:45 - 18:00の出金
- イオン銀行 - 平日8:45 - 18:00の出金
- 大垣共立銀行 - 平日8:45 - 18:00の出金
- 三重銀行 - 平日8:00 - 18:00の出金