GO・I・S
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 GO・I・S(ゴイス)は、エフエム北海道(AIR-G')で放送された夕方の生放送番組。番組開始当初は午後6時から1時間だった。来札アーティストとのゲストトーク、加えて毎週設定した一つのテーマを元にリスナーからのメッセージを紹介する内容で、若年層から中年層まで幅広いリスナー層を取り込んだ。
番組について
- DJは鈴井貴之。アシスタントは番組開始当初が細川美穂、1994年10月から2002年3月まで北川久仁子が務めた。
- 「GO・I・S」はGoing Suzuiの略。(ただジングルの中には、「すご~いー・・・ゴイス」というものがあったことから、「すごい」という言葉を、逆さまにした業界用語の「ごいす」ではないかという説もある)
- リスナーの素朴な疑問を“さぐリポーター”が探る「ザ・さぐる」や、子どもが書いた日記や作文を鈴井が子どものような声色で読む「風と空とえんぴつ」などの名物コーナーがあった。
タイムテーブル
(※ 楽曲等を省いた簡単な時系列)
- 17:00 オープニング・鈴井氏一言
- 17:10 本日のメニュー
- 17:20 K-TIPS(※以前は読売新聞イブニングパルス)
- 17:25 道路交通情報
- 17:30 ここ掘れアマアマ・今日の胸騒ぎ君
- 17:35 ゲスト・ゾーン1
- 17:50 テーマメッセージ紹介など
- 18:00 テーマメッセージ紹介など
- 18:05 日替わり企画コーナーorゲスト・ゾーン2
- 18:15 ザ・探る(※随時)
- 18:20 天気予報
- 18:25 道路交通情報
- 18:30 テーマメッセージ紹介など
- 18:40 風と空とえんぴつ
- 18:50 エンディング
- 18:55 道新ヘッドラインニュース
番組終了とその後
- 2003年3月、札幌ステラプレイス内のサテライトスタジオ「えき☆スタ」がオープンするのに伴い、同スタジオを使用する生番組『R』を立ち上げるため、当番組は発展的に終了。鈴井の後輩4人(森崎博之、安田顕、佐藤重幸、大泉洋)が番組を引き継ぐ格好となった。
- 終了1ヵ月後には「夕方の深夜番組」が「本当の深夜番組」になった『KING GO・I・S』(毎週土曜日25:00~26:00。DJ:鈴井貴之、アシスタント:大下宗吾)が放送開始されたが、2004年9月25日、鈴井の韓国留学を前にして終了している。
その他
- 「水曜どうでしょう」の旅企画で鈴井が帰り時間を気にしているのは、この番組の放送に間に合わせなければならないためである。
- 「ヨーロッパ完全制覇」では、鈴井に代わって樋口了一がDJとして出演している。
- これの半年程度前に「サイコロ3・前編」の前フリとして樋口がゲスト出演した回が放送される。
- 「水曜どうでしょう」の「サイコロ韓国」「ジャングル探検inマレーシア」で、鈴井は「GO・I・S」のTシャツを着用している。
- 一時期、月曜日の17時台後半は大通近辺のファッションビル「MALSA」内のレコード店『PALS 21』(1995年2月から玉光堂が運営していた大型レコード店。2004年8月閉店。現在は札幌PARCO新館)から佐藤重幸がゲストのアーティストを招いて、また木曜日はAIR-G'本社近辺のNTTドコモのショップ内のスタジオで公開生放送を行った。
- 坂本サトルが1999年2月に「天使達の歌」でインディーズからソロ・デビューした際、鈴井が番組を通じて坂本の応援活動を行っていた。同年5月に本曲がメジャーレーベルからも発売され全国的な注目を集めるに至り、坂本は後日番組にゲスト出演した時「鈴井さんは、一声掛けると2,000人が彼の元に集まる。」と鈴井に讃辞を述べている。
- 毎回番組冒頭で、鈴井が簡単なメッセージを述べた後に曲をかけるが、真心ブラザーズの「ストーン」を流したところ、聴取者からかなり過激な批判が来て、当初鈴井はいつもの調子で軽く流していたが、最終的にはお詫びをせざるを得なくなった。