薫別駅
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薫別駅(くんべつえき)は、北海道足寄郡陸別町字上利別原野東1線254-9[1]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。ふるさと銀河線廃線に伴い、2006年(平成18年)4月21日に廃駅となった。
概要
テンプレート:出典の明記 周囲は国営開拓パイロット事業が実施されたが、離農者が相次いだため利用者は極めて少なく、年間の利用者が5名前後という時期もあったようである。そのため2000年には廃止対象とされた。しかし、地元自治体の反対により存続し、2006年の廃線まで存続した。
駅構造
駅名の由来
アイヌ語の「クンネ・ペツ」(黒い川)。あるいは「クー・ウン・ペツ」(弓がある川)より。
駅周辺
薫別の集落がある。
歴史
- 1958年(昭和33年)9月10日 - 日本国有鉄道網走本線に、旅客のみ取り扱う無人駅として開業[2]
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 路線の呼称変更により[3]、池北線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道に継承。
- 1989年(平成元年)6月4日 - 経営移管により、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅となる[4][5]。
- 2006年(平成18年)4月21日 - ふるさと銀河線廃線により廃止。