薩摩大口駅
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テンプレート:統合文字 テンプレート:駅情報 薩摩大口駅(さつまおおくちえき)は、かつて鹿児島県大口市里(現・伊佐市大口里)にあった九州旅客鉄道(JR九州)の駅(廃駅)である。
大口市(当時)の中心駅であり、大きな木造の駅舎があった。混合ホーム2面3線と行止りの0番線(国鉄宮之城線廃止の際に使用停止)と、多くの側線を持った地上駅であった。当駅は水俣起点37.0Km(山野線)、川内起点66.1km(宮之城線)に位置しており、宮之城線の終点駅であった。
また、構内には吉松機関区薩摩大口機関支区があった。山野線はJR九州に継承されたが国鉄再建法通りに廃止となり、それに伴い1988年(昭和63年)2月1日に廃止となった。
乗り入れていた路線
山野線と宮之城線が乗り入れていた要衝で、機関支区もあったように大きな構内であった。栗野方面への列車が比較的多かったほか、県中心部への連絡として、栗野(山野線)・川内(宮之城線)経由共に西鹿児島(当時)までの直通列車の設定があった。
駅構造
ホーム2面3線および行止りの0番線の3面4線を有しており、構内に吉松機関区薩摩大口機関支区があったため多くの側線を有していた。また、当駅廃止時は宮之城線は既に廃止されていたため、発着ホームだった0番線は使用されていなかった。
廃止時まで直営駅だったため、駅員が配置されていた。
のりば
0 | 宮之城線 | 下り 宮之城・川内方面 | ※1987年の宮之城線廃止に伴い使用休止 |
1 | 山野線 | 上り 水俣・山野方面 | |
2 | 山野線 | 下り 栗野方面 | |
3 | 山野線 | 下り 栗野方面 |
歴史
- 1921年(大正10年)9月11日 - 山野軽便線栗野 - 山野間の開通に伴い開業[1]。
- 1937年(昭和12年)12月12日 - 宮之城線が薩摩永野から当駅まで延伸、接続駅となる[2]。
- 1963年(昭和38年) - 山野駅と羽月駅の貨物取り扱いを統合[1]。
- 1964年(昭和39年) - 出水 - 宮崎間の準急「からくに」の停車駅となる[1]。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)2月1日 - 山野線廃止に伴い廃駅となる[2]。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 宮之城線
- 羽月駅 - 薩摩大口駅