大口市
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テンプレート:Infobox 大口市(おおくちし)は、鹿児島県の北部盆地に位置していた市である。2008年(平成20年)11月1日に伊佐郡菱刈町と新設合併して伊佐市となった。
目次
地理
鹿児島県の北端の内陸部、鹿児島市から北へ約75kmの場所に位置する。北側は熊本県と接しており、東側は宮崎県とわずかに接している。川内川が市を縦断する。中心市街地である市域の南東部は大口盆地の一部を成しており、標高は180m前後である。内陸の盆地であるため冬場は最低気温が0℃以下の氷点下になることも多く、積雪もしばしば見られるため、菱刈町や霧島市福山町上場地区とともに「鹿児島の北海道」と称される。
歴史
近現代
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の村が発足。
- 1891年(明治24年)8月XX日 太良村が西太良村と東太良村に分村。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 郡制の施行に伴う郡区画改正により、北伊佐郡・菱刈郡を統合し伊佐郡を設置。
- 1918年(大正7年)4月1日 - 【町制施行】大口村 → 大口町
- 1940年(昭和15年)11月10日 - 【町制施行】山野村 → 山野町
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 【新設合併・市制施行】大口町・山野町・羽月村・西太良村 → 大口市
- 2008年(平成20年)11月1日 - 【新設合併】大口市・菱刈町 → 伊佐市
行政
- 市長:隈元新(1996年1月4日就任、4選目、最終代)
県の行政機関
- 鹿児島県警察:大口警察署
平成の大合併
「平成の大合併」では、隣接する伊佐郡菱刈町と合併し、「伊佐市」となる計画であったが、菱刈町での住民投票により反対多数のため破綻、合併協議会は2005年5月に廃止となった。しかし、2006年8月28日に新たに合併協議会が設置され、合併方式は新設合併、新市名は伊佐市とし、2008年11月1日に合併した。
経済
産業
かつては林業と金山で栄えたが、林業の衰退と金山の閉山によって活気が失われ、近年では高齢化と過疎化が著しい。
- 第1次産業
- 米・豚
- 第2次産業
- 焼酎・電子工業
大口市に本社を置く主要企業
姉妹都市・提携都市
国内
海外
地域
学校教育
公立高等学校
私立高等学校・中学校
公立中学校
すべて市立
公立小学校
すべて市立
交通
道路
高速道路の最寄りインターチェンジは九州自動車道人吉インターチェンジ・栗野インターチェンジ。
一般国道
県道(主要地方道)
バス
鉄道(廃止路線)
かつては山野線および宮之城線が、市の代表駅である薩摩大口駅から鹿児島本線水俣・川内・肥薩線栗野の各駅へ通じていたが、いずれも特定地方交通線に指定され、1987年から1988年にかけて相次いで廃止・バス転換された。