美作河井駅
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美作河井駅(みまさかかわいえき)は、岡山県津山市加茂町山下にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)因美線の駅である。
概要
岡山県の最北端に位置する駅である。快速は1日1往復のみ停車する。1999年10月にCTC化されるまでは、当駅が岡山支社と米子支社の指令上の境界駅と位置づけられている。
駅の南西には、かつて除雪車の向きを変えるために使用されていた手動の転車台が存在する。使用されなくなって以降は土中に埋まっていたが、2007年4月に掘り起こされた[1]。この転車台は2009年2月に近代化産業遺産の認定を受けた[2]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅で、かつては島式ホーム1面2線と留置線1本を有する合計1面3線の駅だったが、1997年に行き違い施設が撤去され、停留所となった[3]。これらの線路の一部は撤去されている。
駅舎とホームは構内踏切で連絡している(ただし跨ぐ線路は本線から分断された線路であるため、今となってはただの通路となっている)。
津山駅が管理する無人駅である。自動券売機や乗車駅証明書発行機は設置されていない。
駅周辺
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 32 |
2000 | 30 |
2001 | 32 |
2002 | 34 |
2003 | 29 |
2004 | 29 |
2005 | 25 |
2006 | 20 |
2007 | 21 |
2008 | 17 |
2009 | 22 |
2010 | 21 |
2011 | 22 |
バス路線
津山市営阿波バスによって阿波・加茂方面行きが運行されている[5]。平成25年3月16日からの時刻表によると、美作河井駅に止まるのは阿波方面行きは4便、加茂方面行きは2便である。
歴史
- 1931年(昭和6年)9月12日 - 因美南線 美作加茂駅 - 当駅間延伸により開業。当初は終着駅であった。
- 1932年(昭和7年)7月1日 - 当駅 - 智頭駅間が開通し、途中駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本に継承される。
- 1997年(平成9年)11月29日 - 無人化、棒線化。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color因美線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:因美線- ↑ 「産業遺産」のあるレトロ駅 - 産経新聞 2011年12月23日
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 川島令三編著『山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線 (4) 兵庫西部・岡山エリア』講談社、2012年。ISBN 978-4-06-295154-8。
- ↑ 出典:岡山県統計年報
- ↑ テンプレート:Cite web