立岩真也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
立岩 真也(たていわ しんや、1960年8月16日 - )は、日本の社会学者、立命館大学先端総合学術研究科教授。
新潟県両津市(現・佐渡市)生まれ。新潟県立両津高等学校を経て1983年東京大学文学部社会学科卒業、1990年同大学院博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員、千葉大学文学部助手、信州大学医療技術短期大学部講師・助教授、立命館大学政策科学部助教授を経て、2004年から現職。
著書
単著
- 『私的所有論』(勁草書房 1997年)
- 『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』(青土社 2000年)
- 『自由の平等――簡単で別な姿の世界』(岩波書店 2004年)
- 『ALS――不動の身体と息する機械』(医学書院 2004年)
- 『希望について』(青土社 2006年)
- 『良い死』(筑摩書房 2008年)
- 『唯の生』(筑摩書房 2009年)
- 『人間の条件 そんなものない』(理論社 2010年)
- 『造反有理』(青土社 2013年)
共著
- (安積純子・岡原正幸・尾中文哉)『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』(藤原書店 1990年)
- (稲葉振一郎)『所有と国家のゆくえ』(日本放送出版協会[NHKブックス] 2006年)
- (稲場雅紀・山田真)『流儀――アフリカと世界に向かい我が邦の来し方を振り返り今後を考える二つの対話』(生活書院 2008年)
- (村上慎司・橋口昌治)『税を直す』(青土社 2009年)
- 生存権 いまを生きるあなたに 尾藤廣喜,岡本厚共著 同成社 2009.3
- (齊籐拓)『ベーシックインカム 分配する最小国家の可能性』(青土社 2010年)
翻訳
- トマス・ポッゲ「なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか―世界的貧困と人権」(監訳)池田浩章ほか訳、生活書院 2010年 ISBN 9784903690520