真島ヒロ

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テンプレート:複数の問題 テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 真島 ヒロ(ましま ヒロ、1977年5月3日 - )は、日本男性漫画家長野県長野市出身。血液型B型

経歴

1998年に『MAGICIAN』で第60回週刊少年マガジン新人漫画賞入選を受賞し、『マガジンFRESH』より『BAD BOYS SONG』でデビュー。翌年に『週刊少年マガジン』本誌にて『RAVE』を連載し、同作はテレビアニメ化もされた。

2005年に『RAVE』を完結し、その後短期集中連載を経て、翌年の2006年8月に『週刊少年マガジン』より『FAIRY TAIL』を連載開始。2009年には同作が第33回講談社漫画賞少年部門を受賞した。

人物

  • アシスタント経験は皆無で、逆にアシスタントから漫画のテクニックを教わるほどであった。
  • かなりの速筆として知られている。一番多いときには、1週間に50ページ描いていたらしい。連日徹夜が当たり前の漫画家業において、毎日睡眠時間を7時間取れているという。また、持ちかけられた仕事はほとんど断らない。
    • 全ページカラー掲載や1週で一挙2話掲載など、非常にハードなスケジュールも含まれていたにも関わらず、『RAVE』の連載6年間を無休載で描き切った。
    • 『FAIRY TAIL』では2013年7月20日発売の32号、同27日発売の33号において、マガジン史上初となる2週連続での一挙3話掲載を行った。またマガジンへの連載と並行して、姉妹誌の『マガジンSPECIAL』や『別冊少年マガジン』などにもたびたび出張読み切りを掲載している。
  • マガジン1のゲーマー」と過去に自称しており、その趣味が作風に及ぼす影響は大きい。『モンスターハンター オラージュ』を描く以前(『RAVE』の連載が終わってから)『モンスターハンター』を2000時間はプレイしたという。『週刊少年マガジン』2006年第51号の『もう、しませんから。』にゲスト出演した際には、西本とのゲーム(バーチャファイター5)対決に勝利、念願のプレイステーション3を手に入れた。また、同号の自作品で真島も西本を表紙に登場させた。
  • かなりの映画好き。『マガジン』目次コメントではいつも最近観た映画の感想を書いていた。
  • 『RAVE』完結前に結婚したことを発表。2007年には子供も誕生し、現在は一児の父である。
  • 尊敬する漫画家に田中宏を挙げており、新人時代に彼の絵をマネして練習していたり[1]、デビュー作のタイトルは彼の作品が由来[2]など強く影響を受けている。そして『RAVE』のガイドブックで初めて対談を果たすことが出来た。
  • 東日本大震災の被災者の支援にも取り組んでおり、他の漫画家と共同で東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」で執筆し[3]、この出版の為に100万円を支援した。また26巻(特装版含め)における自分の印税分を全て義援金として寄付している。

作風・画風

  • ファンタジーおよび冒険を基本とする世界観を構成することが多い。本人曰く、本来はギャグ漫画の方が専門であり、ケツプリ団関係等のおバカな話の方が好きであるとのこと。ただし、連載作品となると生死や差別といったハードな要素を取り込んたバトルアクションになることが多い。初の連載作品である『RAVE』は真島自身「話が少し重かった」とコメントするほどであり、その後の連載作にも「重さ」を感じさせる描写が散見される。
  • いわゆるスター・システムを採用しており、『RAVE』の扉ページでは自身の異作品同士のキャラクターを競演させていたり、プルーのように複数の漫画で使用されるキャラクターなどもいる。ただし、世界観の共有については厳密性を喫しており、『プルーの犬日記』における数々のゲストや『FAIRY TAIL』におけるモブキャラ出演なども「ファンサービス」としており、自身の作品は全て異なる世界で繰り広げられる物語であるとしている。『プルーの犬日記』ではそれが顕著で「作品が違う」としてキャラを追い出す場面や顔を知っているはずのキャラ自身も同一人物とみなさない描写も見られる。また、現代の漫画家としては珍しく現在刊行されている全ての自身の作品の本に対し、解説やあとがきを記している。
  • 雑誌連載作品の主人公の名前は共通して季節名である(『RAVE』 = ハル(春)、『FAIRY TAIL』 = ナツ(夏)、『モンスターソウル』 = アキ(秋)、『モンスターハンター オラージュ』 = シキ(四季))。他にも、短編集『ましまえん』に収録されている読み切り作品『混合戦隊ミクスチャー』の主人公・御剣真冬はフユ(冬)である。[4]
  • 主要女性キャラクターのほとんどが巨乳かつスタイルがよい美女だが、『RAVE』16巻末Q&Aでは「特別巨乳好きではないが、嫌いでもない」と語っている。また、近年において『FAIRY TAIL』のウェンディやレビィなどといった貧乳キャラもしくは幼女も描くようになっている。真島曰く「担当のマツキさんの指示で巨乳路線にすることが多い」と語っている[5]
  • 画風については「〜の頃に戻して欲しい」と言った要望があることを『RAVE』の文庫本で明らかにし、自身も絵柄が安定していないことを認めており「漫画家はきっとその時の自分の絵が一番満足している」と言うことで陳謝している。
  • 特定の色をキャラクターに付けてしまうことをあまり好んでおらず、コミックス表紙のプルーなどは度々色が変わっている。設定上は「日焼け」などとなっているが、これについては「空には好きな色を塗りなさい」と言う父親の教えからであると明言されている。このことから、ファンから送られてきたイラストや文化祭製作などでキャラクターの色が違っていても「新たな解釈」として寛大に受け入れている。
  • ギャグシーンにおける驚きの表現として「ぐもっ」というオノマトペを多用する(派生として「ぐもーん」「ぐももっ」など)。

作品一覧

連載中

連載終了作品

その他

アシスタント

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 漫画家の花道「私のデビュー作お見せします!!」
  2. 『ましまえん』2巻より。
  3. 東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」
  4. 2013年8月16日の作者のツイートより
  5. にしもとひでお「読者専用検索エンジン ちょっと盛りました。」 週刊少年マガジン2012年28号(第1話)より