物星大
テンプレート:Infobox animanga character 物星 大(ものほし だい)は、漫画『3年奇面組』、『ハイスクール!奇面組』に登場する架空の人物。アニメでの声は塩沢兼人。PSソフト『THE テーブルホッケー』では岡野浩介。
人物
プロフィール
9月9日生まれ。星座はおとめ座。血液型はB型。身長は50[1]~168cm。体重は50kg。奇面組のメンバーで、立ち位置は左端。
特徴
一人称は「ぼく」。通称「おちょぼ口の大」。繋がった眉毛と釣り目が特徴的。中学校を2回落第しているため、高1時は18歳。オカマであり、メンバーの中では一際異彩を放っている。その通り乙女チックな性格で涙もろい所があり、何かにつけて気絶するかと思えば、不良に対して怯まず度胸のあるところを見せたりもする。また、何かと理由を付けて服を脱ごうとする。その色っぽさは同性が思わず惹かれることがあるほどである。女子生徒とも仲が良い。口調は完全な女性口調ではなく、またいわゆるオカマ口調ともやや違い、中性的。バレンタインデーになると、他のメンバー同様チョコレートを欲しがる方に回る。新沢曰く「いざとなれば1番頼りになる男」[2]。「3年」の修学旅行で二条城での回では他のメンバーが暴走する場面で突然、暴れ出す描写がありヒステリックになったときの行動の危険度は冷越豪以上とも。またオカマであるにかかわらず、オカマに弱く、「オカマの痴漢」と聞いただけで失神したり、アニメでは大を男らしく強制しようとしたメンバーが大に感化されてオカマになり、オカマであることを恥じた大がワイルドになることもあった。
料理、裁縫が得意。趣味はイラストポエム。夜はぬいぐるみを抱かないと寝られず、夜泣きをする。それに加えて低血圧で、メンバーから非難される事もしばしば。好きな男性のタイプは、世良公則、吉田拓郎、タモリ、山城新伍など。
他のメンバー同様「変態オカマ泳ぎ」「内マタ平泳ぎ」と正式な泳ぎは出来ないが、「のし」が得意であり、スピードも水泳部に匹敵するほど。
「3年~」のバスケットクラスマッチの番組との対戦では「あいつ、女みたいで気持ち悪い」と試合中、他のメンバーは乱闘に巻き込まれる中、唯一ノーマークだったため、試合後半、勝敗を決めるシュートを放って、勝利に貢献している。他校との格闘試合においても勝利することも多い。
奇面組メンバーだけあって、学業面はやはり学年中で下位の成績だが、他の奇面組メンバーと違い、家業を継がずに千絵と一緒のデザイナー学校に通い、卒業後はファッションデザイナーになっているため、得意分野の学力に関してはかなり高いことが判る。
読切版では「大」と言う名前だけが決定していた。
番外編での大
「刑事編」では島津署特犯課の刑事として登場。通称「レオタード」。モダンバレエを習う刑事。レオタードを着用している。バレエ教室では「スワン」と呼ばれ、デタラメな踊りで犯人を困惑させていた。
「ウルトラ編」では宇宙科学防衛警備一応秘密武装怪奇とにかく怪獣やっつけ隊(通称「やっつけ隊」)の隊員として登場。情報処理係と設定されているが、他の隊員に比べると特別目立ったシーンは皆無に近い。
家族
- 物星日和(ものほし ひより)
- 声 - 梨羽雪子
- 大の母。大に顔が似ている。性格は至ってまともだがおしゃべり。風邪を引いた大の予知が当たり、階段から落ちたことがある。
- 物星座男(ものほし ざお)
- 物星書店店主。大の父。息子同様にオカマであり、インパクトの強い顔からレジをやらせてもらえない。当初、「帰って来た〜」にて初登場。「フラッシュ!」では事代先生が家庭訪問に来た際、手作りクッキーを振舞った。
実家
本屋の「物星書房」を営む。店内には迷惑客防止用の仕掛けがある。大も時折、店番をすることがある。
逸話
- なお、上述の通り大は原作では普通の少年のような口調で話していたのだが、声を担当した塩沢兼人がアドリブでオカマ口調もまぜてしまった。当初は原作者の新沢からクレームも来たが、アニメ製作陣共々そのまま進めたとの事である。終盤には、新沢もイメージ的には認めた。
- 第一回人気投票では男性であるにもかかわらず、女性部門に票が入れられ「どっちで賞」を貰ったことがある[3]。