泊村

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テンプレート:Infobox 泊村(とまりむら)は北海道後志総合振興局管内にある村。古宇郡に属す。北海道で唯一の原子力発電所があるため、村の財政は豊かである。

村の名前の由来は、中心地の入り江を指したアイヌ語の「モイレ・トマリ(静かな・泊地)」を示すもの[1]

地理

平地は少なく、大半は山林である。

  • 山: 熊追山(805.4m)、滝ノ沢山 (714.0m)、天狗山(688.7m)、丸山(208.7m)、兜山
  • 川: 茶津川、玉川、モヘル川、盃川、茂岩川
  • その他: 大川ノ滝、兜岬、弁天島

隣接している自治体

歴史

沿革

行政

  • 村長:牧野 浩臣

経済

産業

  • 北海道電力泊発電所原子力発電所)があり、北海道の電力消費量の約4割を供給している。発電所の固定資産税や国の電源開発交付金により、同村は北海道内の市町村で唯一、地方交付税を受け取っていない不交付団体である。
  • 北海道では最も古い、1856年に発見された茅沼炭鉱[2]があった。そして、この炭鉱の施設として「日本で最初の鉄道」といわれている茅沼炭鉱軌道があった。1964年閉山。
  • 漁業と観光が基幹産業である。

漁協

  • 古宇郡漁業協同組合:泊村本所・盃支所

郵便局

  • 後志泊郵便局(集配局)

宅配便

公共機関

警察

姉妹都市・提携都市

国内

地域

人口

テンプレート:人口統計

教育

  • 中学校
    • 泊中学校(大字泊村)
  • 小学校
    • 泊小学校(大字盃村・閉校した旧盃小中学校を改装して移転。なお大字泊村にあった旧小学校の建物は総合施設「とまリンク」として利用)

交通

バス路線

道路

通信

市外局番は0135(岩内MA地域)、尚、同じ0135である余市MA地域へは市外局番からかける必要がある

市内局番は村内全域で65、75。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 泊稲荷神社 - 天和2年の創建
  • 智竜寺 - 文久2年開山
  • 法輪寺 - 文久3年開山、本堂には「天井絵」と透かし彫りの「欄間」
  • 茅沼炭鉱跡 - 北海道最古の炭鉱
  • 盃温泉
  • 鰊御殿とまり - 旧川村家番屋、旧武井邸客殿
  • とまりカブトラインパーク
  • 原子力PRセンター・とまりん館

出身者

脚注

  1. アイヌ語地名リスト(北海道)
  2. 「1867年(慶応3年)に行われた箱館奉行と英国公使との会談で茅沼炭鉱(ここでは岩内の炭鉱と称している)のことが話題となった」とのエピソードがある。アーネスト・サトウ『一外交官の見た明治維新(下)、A Dipromat in Japan』坂田精一訳、岩波書店(岩波文庫)1990年、10頁より。

関連項目

外部リンク

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